あなたは、この「魂の旅」の、どの言葉に魂をゆすぶられるだろう。


私は、
「そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、
　　　　すごしてしまった、かけがいのないその時間である」という、
　故星野道夫氏の言葉。

それと
ハワイ・タヒチ間をカヌーで渡ったナイノア・トンプソンが、
航海の前に師から問われた「今、お前の目にタヒチは見えているか」という言葉だった。

「この世に偶然がない」、という著者の言葉を裏付ける著者自身の体験が綴られています。
著者と星野道夫氏との関係から、次々と導かれるようなストーリーが面白いです。

人が忘れかけていた「見えないものの大切さ」を思い出させてくれるような本です。
私はこれを読んで、聖なる予言という本を思い出しました。