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いつか天魔の黒ウサギ3 神隠しの通学路 (富士見ファンタジア文庫)

価格: ¥609
カテゴリ: 文庫
ブランド: 富士見書房
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ちょっとペースダウン ★★★☆☆
 前巻までのハイペースから少し進行速度がスローダウン。学校襲撃事件の復習と、力不足を痛感した大兎が修行場所を訪れる、というのがメイン。すごろくで言うと、ゴール近くに行って振り出しに戻るを出しちゃった感じ?何か一回まとまりかけたんだけど、もう一度広がっちゃったというか。またまたいろんな単語が小出しにされている。
 遥が失踪して、その救出に生徒会の面々が向かうところでお話は続きます。

 6か月連続刊行って、毎月出版されるのはいいんだけれど、やっぱり内容的にはちょっと無理がある様な気がする…あと、財力も続かないよね、本来の読者層は。
大ヒット街道驀進中 ★★★★★
いつ天隔月刊行のラストとなる3巻目です。
前巻で現れた天魔と初っ端から対峙しますが、ここはあっさりめな展開となります。
天魔やヒメアについて明らかになることもありますが、謎もまだまだ多いです。
それよりもこの場面での収穫は、俺様生徒会長である紅月光の「俺は仲間は裏切らない主義だ」という言葉でしょう。
素直じゃないものの、やはり根はイイ奴です。

そして今巻では、鉄大兎が大きな決断を迫られます。
その決断に際しての大兎の葛藤と結論は、生々しくもありながら、彼らしいものでもありました。

プロローグに始まり、プロローグに終わる第3巻。
次巻への扉は既に開かれたということなのでしょう。
時雨遥も本格的に絡んできて、物語もさらに動く様相です。


個人的にはこの第3巻が1番面白いと感じました。
どんどん胸中の靄が晴れていく感覚は、大兎と心境を共有してるみたいでいいですね。


14頁にも及ぶあとがきによれば、次巻は6月か7月になるそうです。
5月のドラゴンマガジンでも特集が組まれるんだとか。