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いつか天魔の黒ウサギ2 《月》が昇る昼休み (富士見ファンタジア文庫)

価格: ¥609
カテゴリ: 文庫
ブランド: 富士見書房
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天魔についてようやく、、。 ★★★★★
 6ヶ月連続刊行なので、この2巻の発売時期も分かっていたため、11月に買った初刊を3ヶ月も未読のまま放置。そして昨日一気に2冊まとめ読みしました。率直な感想が、あとがきで編集者も述べてたみたいですが、「もう最終巻くらいの勢いじゃん」です。次巻で終わりそうな雰囲気でしたが、作者曰くこのペースで余裕みたいです。
 1巻で、なんだかんだでヒメアと大兎が出会い、最後にヒメアの高校編入。そして2巻では少し落ち着くのかと思いきや、数十ページでその雰囲気も終わり、シリアス展開に。この巻では、今まで名前ぐらいか出でこなかった「バールスクラ」についてや、タイトルの「天魔」について徐々に伏線が回収されていきます(新たな伏線も当然発生しますが、、)。遥についても。アイツも出てきます。タイトルの意味が全く分からないラノベも個人的には久々。そしてヒメアが、、、、。
 次は3月に発売らしいので楽しみです。この作者すげぇな、、。 By 月
学校で異世界探検 ★★★☆☆
 紅日向を退けて楽しい(つらい?)高校生活になると思ったのも束の間、異次元から奇妙な蛇が侵入して来て次々と生徒たちを喰らっていく。紅月光からの指令メールを受け、蛇退治に出かけた鉄大兎とくっついて行くヒメア。二人の追撃を振り切り月光の前に姿を現わした蛇は、凶剣が通用しない上、殺したはずの日向からのメッセージを伝えてくる。
 もうシリーズ終了?みたいなスピードで物語が展開していきますが、あとがきによるとまだまだ先は長いらしいです。

 これを学園ものに位置づけるのは現時点では違和感がある。高校を舞台にする必然性を感じないからだ。18歳以下の子供が毎日いて不審に思われないところ、という要請から高校が舞台になっているわけだが、おかげで事件と関係しない生徒には記憶操作をしなければいけないなど、高校を舞台にした弊害も出てしまう。
 学園ものらしく、もう一人のヒロインである時雨遥と大兎のストーリーも付け加えられているのだが、全体の構成から考えると少し浮いている気もする。高校を舞台にしなくても、これと同じ効果は別の方法で得られる気もするし…第一、作者が本当に描きたい部分は、学園の外側にあるように思えてならないのだよなあ。
 まだまだ続きがあるらしいので、ここで感じた様な事は的外れだった、という結果になることに期待。 
とにかくおもしろい ★★★★★
早くも二巻登場のいつか天魔の黒ウサギ。
いきなり最終回かと思わせるほどの展開の速さ。
一巻がおもしろかったので星5つをつけたのですが、早くも2巻にこれほどの
ものを持ってこられてしまうと、嬉しい驚きでちょっと途惑ってしまいました。
星が10でも足りません。
それほどこの2巻は衝撃的。
2巻にしてこれほどの展開をできるだけのスペックが、このシリーズにはあるようです。
まだはじまったばかりのシリーズなので、
とにかくおもしろいので読んで、としか言いようがないのですが、
レビューなので少し書きますと、一巻ではあえて隠されて描かれなかった設定面が前面に出て来て、
それが大兎、ヒメア、月光、美雷、遥を翻弄していきます。

天魔とはなにか。
ウサギとはなにか。
バールスクラとはなにか。
いったいこの物語では、なにが起こっているのか?

そのすべてが興味深く、なによりそれに翻弄されていくキャラクターたちが魅力的。
鏡貴也という作者が、長い期間活躍し続けている理由を見せ付けられるような、
そんな傑作シリーズが始まった、という狼煙があがった巻だと思います。
2巻もおもしろかった。
いや、2巻はさらに、1巻の何倍もおもしろかった。
大人気作品になる直前の勢いを見た気がします。
とにかく、おもしろかった!

あと、ラストのほうは、号泣する準備を!