私の場合は自宅でも職場でもXP ProのインストールされたPCがあり、かつ実際の現場でAD環境下のクライアントキッティングなども行っていたので、この本の内容を読むことですんなり全容を理解することが出来た。
ただ、実際にまるっきり何も知らず、270の試験を受けるために購入するのであれば、Microsoft特有の用語や環境（AD環境がさも当たり前のように書かれている）を理解出来ず、恐らく読み切る前に放り出してしまうかもしれない。
それほど広範囲にわたって記述されており、XPをこれ一冊で網羅出来ると言っても過言ではない、と思う。
少なくとも070-290受験にあたって、ある程度の知識所有者であれば非常に有用、まるっきりの初心者には、受験対策の最初に読む入門書としては重すぎる、そんな感じの本でした。

受験する人間の身にすれば、思わず気分が滅入ってしまう分厚さなのだが、
いわゆる｢黒本｣を同時に購入し、そこで分からない部分が発生したら辞書
代わりに使うという使い方から始めれば、スッと入っていけると思います。

ちなみにそのやり方で進める際は、ほんの少しでも分からないことがあった
ら面倒臭がらずにちゃんと調べたり、学習することが最大のコツである。
実際にWindows XP ProfessionalがインストールされたPCを用意し、実際に
掲載されている機能を使いながら読み進めていけば、知っているようで知ら
なかったWindows XP Professionalに関する知識を得ることが出来るでしょう。

　２７０に受かりたいならば、必須の本です。
　これを完璧にすれば、応用問題も何とかなると思いますが、SP2には対応していないので、心配ならば、その辺は違う本で補ってください。

　手順も詳しく載っていて、辞典感覚で使うことが出来ます。

問題に対して、正解の理由が詳しく説明されていて、
また不正解の選択肢の理由もある程度書かれているので、
とてもわかりやすいと思います。

章ごとにテキスト部分があって、
その章の終わりに問題がありますが、
テキスト部分の説明が少ないながらも、
よくまとまっていてとても勉強になります。

合格を目指すならぜひ買っておきたい本だと思います。

この1冊だけで合格するのは難しいと思いますが、
どうしてもこの本はおさえておくことをお勧めします。

誤訳が多く参考にならない箇所だらけです。文章はきっちり翻訳してほしい。