紅茶をもっと好きになれる
★★★★★
著者が紅茶に目覚めたところから、スリランカに飛び込んでいく部分も
面白く読めました。 これはもう、恋ですね。
自分として一番、興味が満たされて楽しかったのは
やはり現地の茶園でのエピソードと紅茶の情報。
これほど、わかりやすく情景の浮かぶ表現の紅茶情報はなかなか他にないです。
よい紅茶の香りが、本を読む前よりも美味しくなります。オススメです。
紅茶に真っすぐな著者から紅茶の真実を学びましょう
★★★★★
この著者には「泣いて笑ってスリランカ」という著書があり、
著者のスリランカ滞在を題材としている。
共通なエピソードも多いが、「泣いて・・・」は、
スリランカでのホームステイ中の現地の人とのふれあいを
中心に描いています。
一方、この「そんな紅茶で満足ですか」は、
紅茶のあらゆる側面を丁寧に解説した本です。
皆さん、知ってましたか?
「オレンジ・ペコー」って、インドやスリランカの
紅茶のグレードのことなんですね。
私は、てっきりワインの「ボルドー」(産地)、「シャルドネ」(品種)のどちらかだと思ってました。
お茶って基本的には品種による差が少ないんだそうです。
だから、産地が大事なんですね。
ちなみに「ウバ」は、スリランカの紅茶の産地名です。
勉強になりますね。
題名に騙されるな!
★★★★☆
タイトルだけだとこの本の内容は十分伝わらないような気がします。「スリランカでアポなし女一人旅」とか、「スリランカ冒険旅行記」にした方が良かったのではと思えるほど、ワクワクするスリランカ滞在記になっています。
自分としては紅茶のおいしい入れ方とかが知りたかったわけですが、冒頭から仕事を辞めて単身スリランカに乗り込んでしまうので、それどころではありませんでした。もちろん、土地土地の紅茶の楽しみ方や、茶葉の専門的な知識もガンガン出てきますし、現地の様子も生き生きと書かれていて十分楽しめます。当然、読後はミルクティーばかり飲んでます。
セイロンに思いを馳せます
★★★★☆
書店の店頭でふと目にとまり購入しました。
旅行記としても興味深く、著者の紅茶好きが直に伝わってくる率直な文体と何より美味しい紅茶が飲みたくなる。
私は著者のホームページで紅茶を買ったほどです。
その意味でも読んで損はない一冊です。
てぃーふれんどのTeaBookレビュー
★★★★☆
スリランカへ本物の紅茶を求めて、紅茶留学した著者のスリランカ紅茶体験談です。実践派なんですね。
茶摘からティーオークションまで、様々な人に出会って探求していく姿勢は見事だと思います。
中でも在スリランカにある各国大使館に紅茶の楽しみ方をインタビューした話はおもしろかったです。