デザイン集としてパラパラめくるだけでも十分楽しめますが、落語好きなかたなら、寄席から帰って番組表と見比べながら、「あの師匠は噺も大雑把だけど手拭いのデザインも雑だな」とか、「この師匠は落語も手拭いのデザインもこだわりを持ってるんだな」とか考えたりしながら読むと楽しいです。結構人柄って手拭いのデザインに出るんですね。
芸術協会、落語立川流、五代目円楽一門、上方落語協会の手拭いも見てみたいものです

落語家の手ぬぐいの写真がカラーできれい、見てるだけで楽しい、目の保養になること間違いなしです。手ぬぐいの柄にはそれぞれの落語家の洒落っ気がたっぷりで感心したりするのもあれば、思わずうなったりするものがあり、なかには有名な画家のひとに描いてもらったりした
ものもあり…ちょっとしたアートですね。個人的に手ぬぐいを額に入れて部屋に飾っていますが、これはもう手ぬぐいであって手ぬぐいでない！？とにかく、見て下さい！私は国立演芸場に落語を聞きに行ってそこの売店で手にとって思わず購入しました。