企業買収は与えることで成功する DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文
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M&Aの1年間のディール総額が2015年、最高記録を更新した。しかし、M&Aは通常70~90%が失敗に終わる、と多くの調査が示している。なぜか。たいていは、買収先から多くの果実を得ようとして失敗している。また、当該の産業や市場について無知であることも失敗の原因になる。一方、成功するのは、買収する側が買収先企業の競争力を強化できる「何か」を持っている場合である。価値を得ようとするのではなく、与えることで成功する。その方法を4つに分類して詳述する。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2016年10月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。