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ビザンツ帝国史 (文庫クセジュ)

価格: ¥1,103
カテゴリ: 単行本
ブランド: 白水社
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ずがない ★★★☆☆
 文庫クセジュに共通する悪いところであるが、何しろ地図がほとんど掲載されていないので読み進めるのに別に地図が必要になり、これ一冊で用が済まないのも共通点である。その上、この地方の地図もなかなか細かいものが手に入らないので、あまりこの本は役に立たない。何しろ最末期の帝国の領地については細かすぎて普通の地図では見られないから。
図書館 ★★★★★
西ローマが戦争をしていたとき東ローマは文明を守っていたのでは。
かなり長期の国家だったような・・・。
内容は普通の教科書です。
でもローマの遺跡ってローマ時代のごみが残ったものなんですね。
やはりごみの問題はいつになっても大切なんですね。
ビザンツ帝国ってすごかったのね ★★★☆☆
ビザンツ帝国て何となくローマ帝国がどんどん衰退していったおまけみたいな気分だったが、1100年も続いて、ルネサンスに貢献しているのだ。1100年間もただただなんとなく存続していたわけはないのであって、しっかりした国家だったはずだ。その1100年の歴史を文庫クセジュ一冊でカバーしているのだから、駆け足と言うより全力疾走。しかも、政治史だけをなぞっただけ。

それでも、ビザンツ帝国史が重要で、われわれが見ているヨーロッパ史というのがフランス史に偏っているのもよく分かる。これから、東欧の重要性が増してくるし、トルコの EU 加盟も実現しそうな勢いである。この地域を理解する上でビザンツ帝国史の重要性は増してくるだろう。読んでいてかなり退屈だったが、この認識が持てたのは良かった。
現代ヨーロッパ理解に ★★★★★
帯にある「文明の衝突」は果たして相応しいかどうか疑問ですが、現在のトルコと東欧圏の歴史、カトリックと正教の分離などを知る上で非常にわかりやすい本です。皇帝、教皇、都市の名前が続出しますが、混乱することもなく読めました。異民族集団、イスラム勢力、十字軍など押し寄せてくるトラブルに戦い抜いて15世紀まで持ちこたえたビザンツ帝国。はかなく滅び現在の西ヨーロッパの母体となった西ローマ帝国の方に目がいきやすいようですが、東ローマ(ビザンツ帝国)の歴史も現在のヨーロッパを理解する上では欠かせないと思いました。
現時点で入手が容易で、コンパクトなビザンツ帝国通史 ★★★☆☆
私は、ビザンツ帝国の歴史の本としては、井上浩一教授の著作が優れており、いわば総論として「生き残った帝国ビザンティン」、各論として「ビゼンツ皇妃列伝」の2冊を高く評価しているのですが、どちらも現時点では入手が容易ではありません。そのため、次善の策として、ビザンツ帝国の通史を手っ取り早く理解したい方には入手が容易な本書を薦めます。本書はビザンツ帝国の歴史の要点を漏れなく、かつ簡潔に記載しており、また井上教授の上記著作から漏れている点もカバーしてくれるので、それなりに重宝です(特に巻末の歴代皇帝一覧表)。ただ、歴史に触れる醍醐味、つまり書物としての躍動感、そして歴史から何を学ぶかという視点については、上記の井上教授のものには及ばないと私は思います。なお、ビザンツ帝国の文化・生活面については「黄金のビザンティン帝国」が図版を多く掲載しており、大変参考になります。

追記2008年3月20日:上記「生き残った帝国ビザンティン」は文庫本として本年3月に復刊しました。