Weinbergの本は、コンサルタントの秘密とコンサルタントの道具箱を読みましたが、どちらも文章が冗長な感じで、内容よりも語り口で読ませるというか、好きな人には堪らないのでしょうが、そうでない人にはもうちょっと手短かに結論をと思わせられ、暇つぶしに読むエッセイと感じました。借りて読んで、面白そうなら原著を買う積りでしたが、どちらもそこまでは至りませんでした。ですが、この本は違いました。

普通の文章作製法の本では、まず全体の荒筋を考え、そこから膨らませて行くという方法を取っていますが、この本は部分を集めてきてそれをまとめるという手法を薦めています。ちょっとしたブログの文章を書くにも、また、スランプの克服の仕方、出版エージェントとの付き合い方などもあり、本を書くにも使えると思います。

面白かったのは、いかに冗長な文を削って短くするかを著者が強調している点で、これは著者の他の著作の印象と逆でした。巻末の参考図書の一覧も有用と思います。文章を仕事で、あるいは趣味で、書く方にお薦めと思います。

　IT業界では有名で数々の著書をもつワインバーグ氏が
どのような文章術を使っているのか興味を持ち読んでみました。

　私の期待するところは、文章術だったのですが、
結果から申しますと、裏切られました。
少し考えれば分かったのですが。
外国人が日本語の文章術を書くわけがないということです。
　しかし、得たものもありました。
ブログひとつをとってもネタに困っている私ですが、
そのネタを蓄えていく方法を壁に石を積む石屋に例えて
話が進んでいきます。
日本では石の擁壁はあっても、石の壁はあまり目にしないのですが、
非常にイメージがわく文章でした。

　ワインバーグ氏の本は何冊か読んだことがあるのですが、
その文章の原点をココで発見することができました。
　ゲームのソリティアが好きなのには驚きました。
それも仕事中にもやることまで肯定している部分は笑えました。

有名なワインバーグ氏の本です。

期待して手にとったのですが、個人的には残念というか、、
もちろん参考になる部分もあるのですが、内容は薄いと思いました。

要約すると、「興味のないことを書こうとするな、とにかくメモれ」ってことかと。
でも、その当たり前に思えることをしっかり継続するのが難しいのだと思います。

とにかく面白い。
騙されたと思って読んで御覧なさい。
ワインバーグさんの本は読んで
つまらなかったものは一度も無かった。

「自然石構築法」は有用だと思うし、わかりやすく説明してある。
しかし全体的には冗長というかゆるい感じ。
この本から拾える「自然石」は少なかったです（ページ数の割に）。
立ち読みで十分かも。