2010/4/1に改定になったようなので、買いました。
★★★★☆
かなり昔からガイドブックとして出版されている本ですが、
少し値段が高いとか、アセンブラの内容が多いなどから、
敬遠していましたが、つい最近、本格的にPIC16F系を趣味で使うことに決めると
英語しかないH/Wマニュアルでは、使うのに支障があるので、日本語マニュアル的に
使える資料はと探していると、このガイドブックにたどり着きました。
また、これまでにも何度か改定されていますが、つい最近、2010/4月に
改定されていたので、尚、購入を決めました。アセンブラの内容が多いのですが、
C言語の内容も昔に比べれば追加されているようですので、読みやすくなっています。
PIC16F648,PIC16F88などが手ごろな値段で入手できるのと、その位の仕様で作れる
ものが、個人の趣味の範囲かと思っています。〜18pinまでですね。それ以上の
PICになると、仕事してるの?って感じて、趣味なのにストレスになりそうです。
趣味として、急がず手軽にできる範囲が重要です。でも、このガイドは、本域ですね。
中々、基本的なH/Wの説明とか例がよく書かれている。さすが、技術評論社。
対象読者を選ぶ割にはデータシートの翻訳に近い
★★★☆☆
デバイスの仕様の記述がデータシートに近くなるのは、逆に正確性が命と言ってもいいこの手の書籍にあっては、むしろ当然だろう。しかし、仕様以外の「その事の意味」さえもデータシートの翻訳以上のことは書いてない。図表などは、データシートそのままが和訳されているだけで、著者独自に蓄積した計数などは登場しない。
PICを使った活用回路もバリエーションが少なく、「活用」には程遠い。オマケに説明が中途半端(というより下手、不親切)で、電子工学の基礎を学んだことのある人にしか、その事柄の意味がちゃんと納得できないと思う。極端ないい方をすれば、PICを使った自作回路の作品集程度でしか無く、「学ぶための手引き書=ガイドブック」とはなっていない。
冒頭、マイクロコンピュータのハードウェア構造の基本と、それをハンドリングするためのアセンブラ言語処理系の繋がりの説明があったり、リセット回路やチャタリング防止回路の説明があったりするが、後半部分に出てくるPIC利用回路とアプリケーションプログラムを読解できる程度のなら、そもそも前半部分に登場する事柄は、常識として身につけているわけで、一体どんな読者のために書いているのか意味不明。
結局、PIC関連情報を脈略無く無体系に書いているので、始めてPICに触れる人にとっては、逆に分かり難いだろう。
英語に拒否反応わたが無いのなら、マイクロチップのサイトからデータシートをダウンロードして読んだ方が、よっぽど分かると思う(わたしの経験)。
難解・・・
★☆☆☆☆
全くの初心者は手を出さない方が無難ですね。
もっと細かく説明が有ると良いですね。
内容的には言葉の意味をある程度理解している中級者向きです。
私も、全く無知の頃に読みましたが、まるで理解できませんでした。
最近になって活用させていただいてます。
PICの活用
★★★★★
さらに豊富な機能が搭載された上位のPICが出ています。
本書はPIC16Fの使い方を詳細に述べています。
後半、Cによるプログラム作成が出てきますが、私はアセンブラでの開発を目的としているので、前半のアセンブラによるプログラム作成方法の記述が参考になりました。
2008年2月現在、Microchip社が提供する開発環境MPLAB IDEはバージョン8が同社のサイトからダウンロード可能です。
付録のCDに収録されているものより新しいので、これをお使いになる場合は新バージョンのダウンロードをおすすめします。
無論、ソースのアセンブルは問題なくできますし。
Cでの開発も、制限付きながら無料のコンパイラが使えます。
MPLABをインストールするときに、HI-TECH Cコンパイラをダウンロードしてインストールするか選択できます。
興味のある方は、是非トライしてみてください。
PICを初めて使うならコレ!!
★★★★☆
作者のHPの内容と同じようですが、使っているデバイスがちょっと違ったりということで、アプリケーションの応用の参考にできます。
マイコンは使ったことがあるが、PICは初めてと言う人にぴったりだと思います。