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独学の精神 (ちくま新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 筑摩書房
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本=独り学んで問う人が寝起きする魂の家wwwwwwww ★☆☆☆☆
この本は気が長い人向けです。のっけから日本の学校教育に対して
愚痴のオンパレード。小学校時代から筆者自身相当の天才だったようです。。
私は友達と遊ぶため給食のために学校に通っており授業中も友達と過ごせて楽しかった。
しかし前田氏、小学生時代から金次郎像を見ながら教育現場のありかたに疑問を感じていたらしい。
ある意味この本、迷言の宝庫です。文章力、説得力の欠如を
回りくどい表現で覆い隠しているように感じます。
そして一番我慢ならないのが前田氏の文章全体に漂う自尊心。
これが非常に鼻持ちならない。情報化社会の中であえて懐古趣味に浸るのも
大いに結構なことだと思います。しかし、効率を重視する現代人の知識を品のない能力と
断罪するその物の言い方こそ下品です。
愚痴と懐古趣味だけでおなかいっぱいなのに最後には米食えって・・・
いい加減にしてください・・・。あとがきで問題の核心がどうとか言われてもw
自分がどれぐらい気が長いか確かめたい方!オススメですよ!
しっかり生きよう、と思える本 ★★★★☆
とても私自身のためになった本でした。
二宮金次郎を模範として振り返るあたりが一番好きで、
あの銅像で金次郎が読んでいる本は○○で、
それを読む時間を確保するために
金次郎が取った行動には、すごく学ばされました(ほぼ冒頭部分)。

結局「自立」「独立」とはシンプルなもので、
その重要性を体得するには
現代はあまりにも複雑・煩雑すぎると。
独立して生きる力の無さを背景として教育論が語られている、と。
「そんなもの(教育論)私は信じていない」ともあります。

まあ、確かにそうです。私もそう思います。
だからこそこの本から力を得ましたし、
米もいっぱい食おう、とも思いました(これは読めば分かります)。
ただ私は、通信制の大学などで学びたいと思ってまして、
その性根に活を入れようと思って買ったのですが、
ちょっと肩透かしを食らった格好です。
「あなたが勉強しようとしてることは価値が低いんだよ」と
言われた感じです。まあそう言いたいんでしょうけど。

ただ、それを言うなら著者は
大学教授としてフランス思想や言語論などを教えてちゃ
まずいような・・・とも感じます。
が、逆に「高卒で農業してます」という方が書かれてたら
「高学歴へのひがみだろ」とか言われそうです(私も言いそう)。

だから、著者の背景は考えずに読まれることをお勧めします。

内容には力があり、今の仕事や生活を変えずとも当てはめられるものです。
私も読後、勉学への意欲を失わずにおります。

『独学の精神』での重要事項
  3位 学問
  2位 米
  1位 大工の高橋さん
学問は、独立独歩の環境=生活を支えること、に通ずるために行う ★★★★★
   そのために、一冊(もしくは、数冊)の本をいつも携えておこう。


   そんなメッセージを、受けました。
   私は、そう勝手に感じ、実行するきっけけを得た本。
   それが、この本です。


   内容

   ・ 金次郎は、学校に行かず、「大学」一冊と野良仕事に日々向き合っていたのである。
     こういう暮らしが人を賢くしないはずはない。


   ・ 二宮金次郎が、何百という村を飢饉や後輩から救った話は、みなほんとうのことである。


   ・ 二宮金次郎がしたこと
     技術的な援助ではな何らない。自然に従い、人力を尽し、生きる。農民の道徳、これを
     ただ、人々との真ん中で実行してみせたに過ぎない。

     不思議にも、多くの農民たちがそれに倣い始める。この平凡な道徳の伝播力には驚くほか
     ない。


   ・ 村々は、文字通り奇跡のように蘇った

   この本のP142に「手仕事の日本」の紹介がありました。
   1時間前にたまたま、整理と思い「手仕事の日本」を見ていました。不思議なご縁。

   本の本に出会う。
白飯が食いたくなる。 ★★★★★
まともな大学人なら、皆持っているフラストレーションを
上手く吐露された書です。

大学で学ぶことは、どれもこれも頭を耕す肥やしであって、
そのまま暗記することに意味のないことであることが、殆どなのであり、
その意味で、独学する力をつけるのが大学で行われるべきことである。

軽薄短小、パッケージ化、マニュアル化が正しいことと信じられるこのご時世では、
なかなか理解されないかもしれませんが。

ま、せいぜい白飯でも食いますか。
独学でないと習得できない領域がある ★★★★★
独学と言う単語のニュアンスからは、学費が無くてやむを得ず一人で勉強をしたと言う印象を持っていたが、本書を読むとその意義は一変する。
本書に於ける独学の定義は、「他人には教えられない領域であり、自らが自らの鍛錬によってでしか習得できない領域である」という事であろう。
教えたくても教えられない、自分で気が付く以外に習得できるようにならないと言う事を、大工を例にして説明しているが、これがまた分かりやすく、納得できる。

そして仕事を、数学的に分類をして、工業化する事の愚を解説するあたりは著者の魂が投影しているように感じる。なるほど、機械でやっちゃいけない事ってあるんだね。効率化って良いところばかりじゃないんだね。って感じられると人間の幅が広がった気がするはずです。