初めは少しこわかったり、アクが残っているようでしたが、もう一回、もう一回と炊いている内に少しづつ美味しい小豆が炊けるようになりました。この本は何度も読み返し、何度も作り直させる不思議な力があります。豆料理は買ってきて食べるものと思いこんでいましたが、家庭料理だったんだと考え直しました。心に静かに語りかけてくれるような文章です。