インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

Effective STL―STLを効果的に使いこなす50の鉄則

価格: ¥3,360
カテゴリ: 単行本
ブランド: ピアソンエデュケーション
Amazon.co.jpで確認
   ベテランプログラマーがもつ高度なスキルの獲得を目的とする「Effective」シリーズのSTL版。STLについて知識はあるが、本当に有効に使えているのか、と心配するC++プログラマーのために編集されており、C++の標準テンプレートライブラリStandard Template Library(STL)を効果的に使うための50の方法を記している。

   本書で扱われている項目は、コンテナ、vectorとstring、連想コンテナ、反復子、アルゴリズム、ファンクタ・ファンクタクラス・関数、そしてSTLを使ったプログラミングとなっている。他のシリーズと同様に、STLを使用する上で留意すべき点や効率的に作業を進めるためのテクニック、知っておくべき知識などが50のTipsとして提示されており、それぞれに詳細な解説と豊富なコードが用意されている。これらの解説は実際にとても勉強になるのでSTLの学習においても役立つだろう。また、これらのTipsは上にあげた項目ごとにまとめられているので参照はきわめて容易である。

   本来、多くの経験を積んではじめて身につく知識、スキルの数々がこのように非常に利用しやすい形で提供されているのはとても魅力的である。多くの参考文献の紹介と情報リソースとなるWebサイト情報なども収録されており、これらの情報も役に立つ。STLを利用するプログラマーにおすすめの一冊である。(斎藤牧人)

STL中級者以上が対象読者 ★★★☆☆
STLの入門書ではありません。STLについて何の知識もない人はこの本を選ぶべきではありません。

プログラミングである程度STLを使い慣れた人にとって目新しいことは少ないでしょうが、知識を整理するには役立つと思います。

取り立てて購入すべきメリットが見つからない本でした。
あなたに読む必要性があるならば。。。 ★★★☆☆
STLの世界の注意点ををSTLの世界から解説した本。
STLをより良く使うためには、一般的なプログラミングやコンピュータの知識に加え「実装」が関わってきてしまう、という事実を知らせてくれる本です。

ベンダ毎に違う実装に気を配る、というコストを支払っては「Effective」とはいえない、というのが私の個人的意見。
実装依存なSTLを「標準仕様」としてプッシュするあたりも、鼻に付きました。
ーーこの類いの本は世の中にある自分以外のフレームワークに一切触れずに、自分の良い所、できる事だけを伝えようとするので、
その辺りは読む人が気をつけないといけない所ではありますが。

STLを使うなら手元に置いておきたい本ですが、値段的には割に合わない感じがします。
開発者の目的は「標準仕様」のソフトウェアを書くことではないからです。
STLを効果的に使いたい、という欲求が純粋ならば良い本だと思います。
もっとSTLについて知りたい方へ ★★★★★
STLの利用経験のある方向けです。
本書の最初でも一応、STLについて簡単に触れてくれているのですが
STLについてまったく知識の無い方は
まずは【STL標準講座】などの書籍で
STLをある程度使えるようになってから本書を読むことで
さらにもう1歩、STLについての知識が深まると思います。

実際、これを読む以前でもSTLを【とりあえず使える】レベルだったのですが
もっと利口な使い方があったのだなと色々収穫がありました。
余力と興味があれば【Boost】についても学んでみるつもりです。
STLの使用上の注意書きです ★★★★★
Effective C++シリーズで有名な、スコットメイヤーズ先生の本です。
Effective C++同様の語り口で、STLの解説をされています。

STLの入門書では、コンテナ・アルゴリズム・反復子の説明の後、
vector・list・set・mapなど個々のコンテナや高度なアルゴリズム
の解説がされているというスタイルが多いと思います。

これだけを学習するのも結構大変なのですが、いざSTLを使って開発
しようとすると、学習した内容以上の使い方をすることになってしま
います。例えば、ポインタのlistなど。

ポインタのlistはありがちですけど、入門書では触れられていません。
しかし、普通に使ってしまうと、メモリリークを起こしたりします。

そんな実際に開発するときに陥ってしまいそうな罠に対して、鉄則という
形で救ってくれるのが本書です。筆者の長年の経験や情報収集によって、
有益なことが厳選して載せてあります。

まず、入門書でSTLを学習した後、本書を読むと効果的だと思います。