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実践的ソフトウェア開発工程管理

価格: ¥2,394
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 技術評論社
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タイトルどおり実践的 ★★★★★
タイトルに「実践的」と入っているとおり、非常に実践的で具体的な内容。抽象的な理想の啓発といった内容は、最後の章にまとめられているのも良い。(つまり、それ以外の章はすべて具体的な手法の解説になってる)
発行年月日が古く、内容も少々古い。ウォーターフォール前提の解説なので、これは人によっては短所と取られるかもしれない。しかし、旧来のウォーターフォールの手法をちゃんと知っていないと、現代的なアジャイルプロセスのメリットも見えてこないので、こうした古くからの基本を抑えておくのは重要でしょう。その意味でこの本は非常に良い本です。
買ってよかったです ★★★★★
よくあるのが、「こうあるべき論」が論じられているものの、具体性が無く、結局どうすればいいのかわからないような本が多いのだが、この本は具体的なアドバイスが書かれている。具体的に「何を」「どうすべきか」がアドバイスされており、買ってよかったと感じている。
奥付が語る、本書のすばらしさ ★★★★★
技術開発というのは担当者の技量に品質が左右される場合が多い。優秀な開発者の多くは、ドキュメント作成や全体進行にとらわれず、マイペースで進めて立派な成果を出す事がある。しかし会社の業務や規模が大きな開発は一人ではできない。

そう言うプロジェクトでは、学校と同じでいろいろな個性の能力を持った人間が一つの目的を持って、スケジュールにあわせて成果を出さなくてはならない。
ではそう言うプロジェクトをどう管理するか。

ビジネススクールで教わるようなソフィスティケートされた方法や、グループウェアのプロジェクト管理ソフトを使った自己管理中心のインテリジェントな方法では、現実には不十分もしくは不能な場合が多い。
最終的には人間の管理なのであって、そこは結構泥臭いちだ。
本書では多年の経験に裏打ちされた、実践的な方法が記載されている。

特に突飛な方法ではなく、ごく当たり前のことでもある。いわゆる「ABC」(当たり前のことを、バカみたいに、きちんとやる)に近いものだ。読んでいると自分の中での迷いが消えていく気がする。思わず頷いてしまう記述も多い。管理者だけでなく開発当事者にも読んで貰いたい内容だ。

なお、本書を選ぶにあたっての決めては奥付だった。3年前の本でありながら、初版で5刷も重ねているなんて、きっと素晴らしい本に違いない。そう思ったわけだ。実際に全国のぐったりした管理者は本書を読むことで、束の間、癒されたことと思う。

しかし、二十歳を過ぎたマイペースな開発者達を、改めて躾けるように「開発の基本動作としてのスケジュール管理を身につけさせる」というのが、これまた大変なのではあるが・・・。