京都の国際会議でミシェル・オダンに会い、買いました
後に、イギリスへ研修に行った際に原著を購入しましたが、原著の方が読みやすいです
12年前、アクティブバースを取り入れ始めた頃だったので、シーラーの本とあわせて随分と夢中になり読みふけました
いろいろなこだわりが抜けるきっかけを頂いたのもこの本です
今は情報過多になり、カルトな面もあちこちで見受けお産の現場が随分とグレーになったなと感じます。ケアギバーの立場からは、女性の本来持っている力を最大限引き出し、安全で幸せな出生を提供することができるのは幸せなことだと感じますが、同時に物事の両面（メリットとデメリット）を見極める経験と力がないと、感情面ばかりが先行してしまい新たな不幸を生むことにもなってしまいそうで読み手の力（バランス）も必要かと感じます
お産だけが総てではなく、お産に向かうまでの身体と心の健康状態、社会的な健康状態は何よりも大切です
子育ての延長線上にお産はあり、少しでも豊かな出産経験につながるよう、ただただ煩悩を捨てがんばるのみ

幸せなお産を総ての人に。

　今となっては少し古い本のように思われるかもしれませんが、
おそらく今後も基本的には大きく変わることはないであろう
「自然なお産」、「本能的なお産」について丁寧にしかも
とても読みやすく書かれている良書です。

　自然や本能からはずいぶんと離れた生活、必ずしも適切
ではない一般常識がお産においてもまだまだまかり通っている
いるのが現状のようです。
本書では、
・お産の生理的なメカニズム
・重力を利用したお産が有効な理由
・ヨガを通じて自分の身体を感じる方法
・身体に負荷をかけないお産
をとても分かり易く学ぶことが出来ます。

　自分の身体や生き方と向き合う貴重な体験となるお産。
自然なお産というものが何なのか？先入観や一般常識を
信じ込まずに本書を読むと意外な発見に出会えるかも
しれません。個人的には、「分娩台よ、さようなら」が
お勧めです。興味を持たれた方には参考になるかも
しれませんので手にとってみて下さい。

　お産時に身体に負荷をかけないためにも、
「自然なお産」がいかに有効であるかを学び、実践し、
少しでも広がっていくことを願っています。

助産師をしています。個人的には最近のアクティブバース熱に疑問を感じる部分もあります。しかし、この本は大いに賛成です。本当の意味でのアクティブバースとは何なのかがわかります。この本を読んでから私の助産は一皮むけました、たぶん。かなりいい本です。これから妊娠・出産する人も、そのお手伝いをする助産師については絶対、一度は読んでみるべきです。

絶対産む前に読むべき。医者任せの受身の妊娠・お産には満足できなくなるとおもいます。私にとってはこの本と「ニキーチンの母親の学校」がバイブルになりました。

男性はかなりびびりながら読むことになりますが、とても参考になりました。家内がバイブルのように読んでいて、私の指定図書にされたのでしぶしぶ読んだのですが、出産に立ち会う際に読んでおいてとてもよかったです。病院にこちらの希望を伝える際にも家内の主張を後押しできますし。実際には書いてあること全てが使えるわけではないのですが（立つと楽になるとか、、人によるみたいですね。水中出産もちょっとびびるし）立ち会う予定の男性は事前に読んでおいたら、心の準備ができると思います。