IT企業に努めていて、職場の後輩に教えるために、この書籍を含め20冊ほど比較検討した結果この書籍を選びました。

仕事で使うような使い方を網羅しているのと、難易度が低かったので、この書籍に決めました。
練習問題の難易度を下げて、問題数をもっと増やすと良いと思います。

更に、練習問題の解答を別紙にするか、インターネットからダウンロードにできるようにすると、集合研修でも使えて便利です。

本書は初心者が基礎的なSQLを一通り書けるようになる為の良書で、初心者の教育の為に良く使われている比較的有名な書籍です。
完全な入門者の場合、「はじめての〜」的な入門書を読まれた後で次に読むべき書籍が本書といった位置づけです。

項目名に論理名(日本語)を使用し、簡単な例題を元に分かり易く解説されていますので、初心者の方は容易に基礎的知識とイメージをつかむことができるかと思います。最後の方には基本的なチューニングも少し触れており初心者の方には十分参考になるかと思います。

但し、本書の知識と概念だけでいきなり現場に入るのは少々危険であり、もう少しSQLで考える力を身につける為に、更に、達人に学ぶ SQL徹底指南書 (CodeZine BOOKS)を読んで理解を深めると良いでしょう。
なお、現場で普段手元に置いておくには、【改訂第3版】 SQLポケットリファレンス (POCKET REFERENCE)などのリファレンス本の方が便利かと思います。

SQL Server 2005 に対応しました -> じゃ　INTERSECT 使えるじゃん
connect by は Oracle だけ -> じゃ CTE の説明も追加してよーー（自分も試してないけど）
SQL Server 2005 にはちゃんと対応してるとは言えない気が・・・・・
＃そういう意味で手抜き感を感じるのは、初版をずーーと使ってた自分にとっては残念です
現在は第2版を使っていますが