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中国 赤い資本主義は平和な帝国を目指すー日本はどのように立ち向かうべきか

価格: ¥1,680
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: ビジネス社
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著者の姿勢や意欲は買うが… ★★☆☆☆
これからの世界政治・経済を読む上で中国は外せないということで、
著者自ら中国に赴きまとめたのが本書である。

著者はアメリカ政治・経済については裏まで精通しているようだが、
中国についてはそういった情報網はないようで、
中国へは行ったが核心には触れられなかったという印象を受ける。

また、よく言えば説明不足、悪く言えばこじつけが目立ち、
雑な印象を受けることが残念である。

ただ、いくら中国が近い国だからと言って、日本の常識や考え方が
中国ではまったく通じず、その点注意が必要であるということは
よく分かった。
でもそれは、本書で語られるまでもなく、世界の常識である気もする。
親中派が困る ★☆☆☆☆
小生、親中派なので結論である題名には賛成なのですが、内容に事実関係の間違いが
多くて、あまりに説得力がなく困惑しました。たとえば「国家副主席の栄毅仁は華
僑」(事実は、代々江蘇省無錫人で、戦前の上海で指折りの資本家の後継者)をは
じめ、と学会の山本会長が「人類は月にいかなかっただろう」を評した時と同様、
誤ったところに付箋を置くと、各ページ付箋だらけになります。
あるいは副島氏のすきな陰謀(嫌中派の)かと、かんぐりたくなりました。
中国のことを知ろうとする人は、読まないで下さい。百害あって一利なしです。
部分的に参考になる ★★★☆☆
内容は部分的には参考になる。日本もバブルのころはジャパンアズナンバーワンと言う本も出ていたのを思い出した。しかし結果はそうはならなかった。13億の人口に購買力が出れば大変魅力ある市場ですが、個人的には諸問題を解決することは不可能に近いように思う。中国人の知人ですらそう思っていた。中国、中国と言ってくれるのは光栄だが、世界のひとは中国人の気質を知らないと。アメリカのカリスマ投資家も中国に目をつけて宣伝しているようですが、所詮投機家、そんないいものなら人には言わないで自分だけ儲けるでしょう。いい、いいと宣伝しておいて乗せられて投資する者たちに売り逃げするのが得意のまきでしょう。日本人が中国に嫉妬という点ですが、中には単純にそうゆう人もいるかもしれないが、冷静に中国ブームに用心する姿勢のある人の意見も重要と思う。日本人がいつも高い時買わされて、安くなったとき売らざるを得ないことをつねに思い出した方がいい。しかしいくつかの点では知っておいた方がいい内容もあるので良かった。
余りにもくだらない ★☆☆☆☆
 副島氏の書籍を読むのもこれで3冊目だが、この本が一番くだらない。
私も何度か訪中し、その発展のエネルギーやスピードは感じているが、
中国共産党の一党支配による明らかな帝国主義をみて尚且つ、信用し投資しろ
と言うのか。
そして、チベット問題がここまで大きくなった現在でも、平和な帝国を目指している
等と本気で思っているのでしょうか。
時代遅れの社会主義賛美なのか、中国から何らかの報酬を得ているのかと、
疑いたくなるような、売国奴的書物としか言いようが無い。
前作のロックフェラーの件と言い、世の中は、そんな単純ではありませんよ。

中国のこれからが分かる、しかし本当に世界帝国になれるのか? ★★★★☆
中国の政治状況、政治内部の問題から経済までの大枠について、予備知識のない人には手頃な本である。また、取り敢えず中国の現状についての最新の情報と知識が最低限欲しい人には有用だと思う。だいたい3年から5年先の国際政治や中国の政治経済の動きの見通しを持てる感じだ。不動産や株などの事も書いてあるが、単なる投資の本ではないと思う。

中国の政治家を善人と悪人の2つに分けて分類して表にしている。この単純化を批判する人もいるだろうが、それだけ中国の政治家について我々日本人に情報や知識が少ないのも確かだ。私自身、現在の中国の対する知識や情報の少なかったので、大いに参考になった。

しかし、この本を読んでいて素朴な疑問を持った。それは副島氏が主張するように、中国が本当にアメリカの次に来る「世界帝国」=世界覇権国家になれるのだろうか、ということである。

私は中国史を昔勉強していたのだが、中国は昔から様々な民族や国を抱え込んできて、それらをいかに中央集権的に統治していくかが国家的な課題だったと思う。それは古代の秦の時代からの課題であり、常に中国が頭を悩ませた問題だった。現在のチベット問題などがそれだ。その意味で中国は内向きの国であって、歴史的に対外的な国家間の問題はあまり得意にしていないはず。

中国は歴史的には周辺国家との軋轢は当然あったが、欧米のような帝国主義などやったこともなく、領土を帝国主義的に拡張していくことはしていない。国内問題で忙しく、あの広い国土をいかに安定させるかで手一杯、という国だった。

もちろん世界管理など経験がない。そんな中国がはたして世界帝国や世界覇権国家などになれるのだろうか?中国にそんな知識や知恵があるのだろうか?副島氏の言う「平和な帝国」という以前に、最初から世界帝国などなれるのかに疑問がある。しかしその点について副島氏は何も書いていない。本当に世界帝国なれる能力が中国にあるのかを検証できていない。その点に疑問を持った。副島氏は次の中国本を書くのなら、ぜひこの問題を検証すべきである。