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暴走する国家 恐慌化する世界―迫り来る新統制経済体制(ネオ・コーポラティズム)の罠

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本文芸社
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嘘か真か、陰謀論を否定する陰謀論 ★★★☆☆
副島隆彦と佐藤優というちょっと一般人とはズレた奇才の対談本。奇才同士の対談なので、常人に理解出来ない内容でも納得できるのか、知っているふりをしているのか、咬み合っていないような箇所もあるが、その補足はない。付いてこれる人間が100人いれば良いと行った感じ。

とりあえず日本が米国の属国であることは理解できるとして、佐藤氏は極東を安定化させるために日米露の協力関係を作ろうとして鈴木宗男氏と接近したために、ひたすら米国に去勢された宦官(官僚)に陥れられたと主張している。

副島氏のほうはユダヤ論について語り、ロシアにおけるユダヤロビーの力、アメリカのロックフェラーが日本の銀行を日銀も含めて支配していることを名言している。ビル・クリントンはロックフェラー家の落とし胤、小沢一郎はロックフェラーが認めた日本王というあたりは一考に値するかもしれない。ユダヤ陰謀論を隠すためのインチキ陰謀論もあるそうで、世の中複雑。

ユダヤにもいろいろあるが、基本思想が合理主義なので、これが暴走して金融危機を産んだという副島氏の言質は一貫している。さらに、2010年には1ドル60円時代に突入し、アメリカが国債をチャラにするためにドル切り下げを実行して1ドル30円になるとも予測している。

日本が自分達の日本文化を守るためにすべきことは山ほどある。保守の仮面を被った米国の手先、煽られて脊髄反射の反民主活動をやっているだけでは日本は生き残れない。手堅い日本論の陰に忍ばせておいてもいい思想かもしれない。
ついていけなかった私 ★☆☆☆☆
宗教論争から経済問題まで幅広く対談されています。

幅広く、しかし話題が豊富なため、個々の章に割り当てられるページ数が限られ、
対談についていけませんでした。

ある程度、基礎知識がないとこの本のおもしろさがわからないのでしょう。

最後まで読んではみたものの、正直内容が頭に残らなかった。
ちょっと残念です。
知的好奇心を大いに刺激されます。 ★★★★★
副島 隆彦, 佐藤 優

両雄の対談本。

とんがっていて癖のある感じのお二人が僕は好きなので、対談されたことにファンとして喜びを感じました。

副島、佐藤、両氏の建設的な議論に大いに知的刺激をいただきました。


主に昨今の金融恐慌をふまえた世界情勢を正確に把握するひとつの助けとなりました。

グルジア紛争とリーマン・ショックの関係についての話など

大局的に見ると一連の流れであり

世界でおこる出来事を大局的に把握する視点の重要性を痛感しました。


両氏の著書同様、非常に知的好奇心を刺激された一冊。
抜群の面白さ! ★★★★★
 副島氏の卓越な分析力に佐藤氏の緻密な経験値が掛け合わされた稀に見る名著である。
 副島氏の時代を見通す力は健在である。オバマの次がヒラリーだと簡単に言ってのけるあたりはやはりスゴイ。
 後半小沢氏は磐石だといっていたが、ヒラリーの工作員によって、ガセネタで潰されつつある現状を考えると、やはりアメリカに対等に立ち向かおうとした生真面目な小沢氏の落ち度であったのであろうと解釈している。
 鳥肌が立つほど震えた、内容の濃い一冊であった。
真の知の巨人達の面白く、知的挑戦に溢れた対談本 ★★★★★
日本の著作言論界における真の知の巨人・副島隆彦さんと佐藤優さんの対談集であり、キリスト教、ユダヤ教、フリーメーソン・イルミナティ、カラマーゾフの兄弟の本質、グルシア紛争の真の舞台裏、8京円のデリバティブ決済額の崩壊、オバマを初めとするファシズムの台頭等々の多岐に渡るテーマが深い知識と思想と経験をベースに語られています。

お二方の著書を余り読んでいない方は初めて知る情報が多く、佐藤さんが「はじめに」で述べているように面白い知的挑戦に溢れた対談に感じられると思います。

昨年10月の船井幸雄のオープンワールドで「今は、勝ち組のゴールドマン・サックスのオーナーのジェイ・ロックフェラーがFRB(米連邦準備理事会=プライベートの米中央銀行)の主要株主の一つであるロスチャイルドと手を組み、シティグループのオーナーである現・世界皇帝・デイビッドロックフェラーとの跡目争いを展開中だ」と副島さんが解説されたことも本書に収められています。また、その講演では佐藤さんから聞いたエピソードも紹介されており、お二方とも対談で色々と啓発されたようです。

最終章で「佐藤さんや私のような存在は新しい左翼であり、本物の反権力主義者です。時間的にもそろそろ動き出さないと、国家の暴走を止められないのです」と副島さんが述べられたのが強く印象に残り、一小市民なりに、資本主義の崩壊が始まった今の危機的な時代に仕事を通し、また仕事以外で何ができるのか考える契機になりました。