インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

フェティシズムの世界史 竹書房文庫 HZ 2

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 竹書房
Amazon.co.jpで確認
歴史事実の確認を ★★☆☆☆
洋の東西を問わず古代から順を追って、人物ごとに焦点を当てて紹介したトピックが全32編。ひとつひとつが10ページ程度と短く、図版も豊富なので気軽に読めます。
ただ、文章が非常に読みにくいです。肝心な部分は「読者の想像にお任せしよう」と切り捨ててしまうのも安易に感じられます。カーマ・スートラ、ネロに始まり、柳沢吉保や浅野内匠頭が登場したかと思えば、刺青の考察など、トピックの選び方には、「フェティシズム」という一貫したテーマは見られません。
歴史事実の確認が、いい加減と思われるところもありました。雑学として面白おかしく書き立てるだけであっても、もう少しきちんと検証して欲しいです。
あるようでいて、ない本。 ★★★★☆
「歴史雑学」と言ってしまえば、一般的には「適当な本」の代名詞でも
あるわけですが、この本は、有名所の新解釈から、
どうやって集めてきたのか・・・というようなコアなエピソードも満載です。

「フェチ」というコトバは、この本の中では「業」と言い換えてもいいかも。
「業」の世界だけを語るとなると、暗くなってしまいがちなイメージですが、
読んでいて何回も吹き出してしまいました。
端正というのは言い過ぎかもしれないけど、小綺麗にまとまった文体の中に
ブラックジョークが満載・・・。図版も多数収録されており、楽しめました。

ウェブである人が批評なさってましたが、
「サド侯爵も三連結、江戸時代の若衆と倦怠期の夫婦も三連結」(笑)
まさに人間の業の世界って古今東西、身分は違えども
どこかで絶対につながるんだなー!と、そこはかとなく感動してしまいました。