バレエを習う中高生とママに読んでもらいたい本: カリスマ気功師が教える 見せ方で見え方は断然変わる その留学本当にする意味ありますか? ”バレエ上達18のヒント”
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もくじ
まえがき 思わぬ反響
第1章 仙骨を入れる
第2章 内転筋が分からない
第3章 練習のし過ぎでむくんでいる
第4章 イミテーションにはならないで
第5章 その留学、本当にする意味ありますか
第6章 美しい甲になりたい
第7章 ポアント加工
第8章 なぜ定期的なメンテナンスが必要なのか
第9章 腸腰筋の話
第10章 バレエのストーリーに感動している場合じゃない
第11章 メソッドの違い
第12章 バレエメイク
第13章 重心の位置
第14章 ポール・ド・ブラは丹田と連動している
第15章 可動域を広げる
第16章 ダイエットは体重にフォーカスしない
第17章 「見せ方」で「見え方」は断然変わる
第18章 バレエの未来
あとがき ダンサーになることだけが勝ち組ではない
プロフィール
まえがき 前巻の思わぬ反響
前巻「バレエを習う子供たちとママに読んでもらいたい本」
を出版と同時に、kindle本売り上げランキング3部門(音楽
部門、演劇・舞台部門、ステージ・ダンス部門)で首位。
「ステージ・ダンス部門」では現在(4月24日現在)でも
首位を継続し、ベストセラーの称号を頂きました。
読むだけでも、多くの気づきを感じて頂けたのではないで
しょうか?
今回は少しお姉さんになってから必ず通る悩み(ダイエット
や留学など)について触れています。
うちの娘もご多分に漏れず、留学を希望していました。
高校1年の夏までは「バレリーナ志望」でしたから。
こよなくフランススタイルを愛し、フランスに留学すること
を心から願っていましたが、行こうとしていたのはイギリス
でもなくドイツでした。
理由は自分の長所が活かせるのは、娘なりの分析で
ドイツだと思ったようです。
娘が「バレリーナ」からスポーツドクターに転向した理由
は一言では語れないものがあります。
バレリーナ志望だったからこそ、選択した芸術高校。
高校1年の2月に
「来月の3月2日の舞台で私はバレリーナに終止符を打つ。」
と突然宣告されました。
「はい、そうですか…」とそうそう簡単に受け入れられ
ないのは私の心。
とは言うものの…
小さい頃から今まで全ての行動を自分で判断し、決断して
きた娘。
私の説得で心が揺らぐことのないことを十分に悟って
いました。
辞めた理由を簡単に説明することはできません。
*海外で通用するための「背が足りない」
*ねじれてしまった脚
(自分の理想とする脚を手に入れることができない)
*身体能力と才能の限界
*就職事情
*バレリーナの経済事情
なども。
ドイツの大きなカンパニーでは、最低165センチ以上が
要求されます。
娘は158センチ。7センチ足りません。
娘は最後の最後…藁にもすがるような思いで
ネットで売っている「背が高くなる薬」を欲しがりました。
「お願いだから飲ませてくれ。」と。
親としてそれはできませんでした。
あとになって健康被害になるかもしれない?ものを
娘に飲ませたくはありませんでした。
「ごめんね…ママにはできないよ…。」
娘は何事も不器用な性格で、一つ一つ自分に落とし込んで
納得させないと次に進めない人でした。
けれど…ひとたび習得してしまうと、
バレエ教師の誰にも負けないほどの説明能力を
持っている人でもありました。
全てにおいて苦しんだ人なので、
何がブロックしているのかをすぐに見抜けるのです。
友達がテクニックで悩んでいると、
「ここをこう意識して!」
というと友達はいとも簡単にクリアーする姿を見て
「私は素晴らしい指導者になれる!」
と笑いながらいつも豪語していました。
その娘のエッセンスがふんだんに今回の内容にも盛り込ま
れています。
前巻に続き、
多くのバレエを愛する子供たちが
二度と娘と同じ苦しみを経験することがないように
参考になってくれることを心から願っています。
それでは皆さんと一緒に
「お悩み」を解決していきましょう。