トビー・フーパー監督の名作ホラー『悪魔のいけにえ』(1973)のリメイク・バージョン。恐怖と言うより生理的嫌悪感を増長させるタイプのホラー映画が多い中、惨劇に至るまでのシチュエーションを描きこみ、しっかりと構成されたドキュメンタリー・タッチの演出によって、CM出身の新鋭マーカス・ニスペル監督の手腕が生きた快作となった。
1973年の暑い夏。テキサスの田舎道を走っていた5人の男女が、放心状態の娘を轢きそうになる。「あそこに引き返さないで!」と錯乱し懇願する彼女は、股間から取り出した銃で自殺してしまう。5人は怪しい田舎町に足を踏み入れ、そこで血も凍る恐怖を体験するのであった…。
フーパー版と同様、本作の事件のモデルになったのは、実在したエド・ゲインによる連続殺人。本作のスタッフは、彼の起こした事件を徹底的に調査・研究した上で撮影を行った。(斉藤守彦)
ホラー作品はあまり観ないのですが
★★★★★
試写会の切符が手に入ったので、観に行きました。
ホラーの文法ができていて、それに忠実であるようにおもいました。
型どおりの王道ホラーですね。
★★★☆☆
無差別殺人、逃げるヒロインだけ生き残るっていう。。。
こういうタイプのホラー映画が大流行したとき、悪魔の
いけにえも見たはずですが、なんせこの手の映画はいっぱい
ありすぎて、ほとんど記憶が。。。
ジェシカ・ビールがかわいい!でも全体的に70年代という
雰囲気が足りなかった気がしますね。
最初に殺された彼は24シリーズに出てる人でした。
まあまあかな。夜中一人で見てもテレビ消したくなるほどでは
なかったです。
('_ゝ`)
★★☆☆☆
普段はアクションものオンリーでホラーなんて全く観ないのですが、方々で怖いと評判だったのとマイケル・ベイが関わってるってことで観てみました。
ん〜、まったく怖くないっす。グロさもたいしたことない。わざわざ夜中に部屋を真っ暗にして観たんだけどな(^ω^;)やっぱり自分にはホラーは向いてないのかな?とまで…。よかったのは揺れるジェシカ・ビールのおっぱいだけでした
いまいちかな
★★★☆☆
いろいろなホラー映画を観てきたけど、みんなが誉めるほどの出来とは思えず。
真面目でシンプルなのは良いけど、ひねりが足りないのと、やっぱりどこかで見たような展開が繰り広げられる。
最近のホラー映画なら、こちらよりも『ウルフクリーク』『蝋人形の館』のほうが断然お勧めです。
リメイクとしては異例の出来
★★★★☆
オリジナルがホラーの名作中の名作ですから心配したんですが、リメイク作品としては異例の良作に仕上がっていると思います。
ただ「悪魔のいけにえ」にあった"乾いた狂気"とでも言うべき空気感が後退し、現在の主流であるヨーロッパホラーの血生臭い湿った感覚に歩み寄ったのは残念です。アメリカの片田舎の埃っぽさ、排他主義が生み出す異常な人間像がオリジナルの最大の魅力であった訳ですから…
とはいえスプラッタ一1色にならず、丁寧な脚本の元製作されたであろう事は評価できます。オリジナルに対する敬意の表れでしょう。
それにしても残虐な殺人描写のリアリティはどこまで行くのでしょう。「ソウ」が好評なのか続編が次ぎから次に作られますし、拷問をメインにした作品も多々あります。本作もかなり刺激的だと思うのですが、その手がお好きな人にとっては姉妹品のビギニングに比べれば全然甘いそうで…やはり私は古典的な心理ホラーが向いていそうです