オーソドックスなアドベンチャーゲームながら、コマンド選択画面を突然中断して鳴り出す
「動体反応あり」の警戒音、突然始まる戦闘シーン、印象的な効果音などの演出や音楽、
声優陣の熱演、世界観、ストーリー展開など当時としては「こんなの見たことない！！」って
感じで、個人的には一生忘れられないであろう作品です。

MGSシリーズなどでもみられるギャグも満載で、隠れネタを探すのにいろいろと試したのは
近年MGSシリーズをプレイしたときと同じで、今思うとジャンルは違えど小島氏の
スタイルは当時から変わってないなーと感じます。

今となっては荒いグラフィックやコマンド総当りのシステムなど古臭さがあることは
否めませんが、もし未プレイならぜひ試してほしい傑作です。

蛇足ですが、PS版は小島氏が関わっておらず、話は同じですが雰囲気・緊張感
（一番大きな違いはグラフィック）が全く別物になってしまっているので、可能ならば
PCエンジン版をプレイすることを強くお勧めします。

オリジナルはPC版で自分は知りません。ＰＳのメタルギアが大ヒットして一躍有名になった小島さんの作品です。自分はこの作品で始めて小島さんを雑誌で知りました。もとはPC版で完結しなかったらしくPCエンジン版は完全版です。真剣に怖いし、手に汗握り、ドキドキしてこの手のゲームでは一番良くできている。メチャクチャ面白かった。PCエンジンの長いロードにもめげず良く遊びましたね。グラフィックや快適さなどポリスノーツのなどに比べるとさすがに落ちますが小島作品はこれが一番ですね。井上喜久子さんの声がいい。さすがに今PCエンジン版を遊ぶのは辛いのでぜひSS,PSで遊んでください。