ため息つかせて [DVD]
価格: ¥1,024
大晦日の日、TVプロデューサーとしての成功を夢見るサヴァンナ(ホイットニー・ヒューストン)が、親友バーナディン(アンジェラ・バセット)の住むフェニックスに引っ越してきた。その日、バーナディンは資産家の夫から離婚を言い渡された。サヴァンナは、愛した男がゲイだと知らされショックを受けるグロリア(ロレッタ・ディヴァイン)、男運に恵まれないロビン(レラ・ローコン)とも友だちになっていく…。
4人のアフリカ系アメリカ人女性の友情やそれぞれの生き様をつづったテリー・マクミランのベストセラー小説を『バード』などの名優フォレスト・ウィテカーが監督(劇場用映画は、これが初演出)したヒューマン・ドラマ。どこかグチっぽい会話が連なるが、底に等身大の女性の悩みなどを感じ取ることも大いに可能だ。ホイットニー・ヒューストンが主題歌など3曲を歌い、またケネス“ベビーフェイス”エドモンズが初の映画音楽を担当するなど、音楽面で注目すべき点は多い。(的田也寸志)