どこまで本物なのか判断しかねるが・・・。
★★★☆☆
日本人の描写がやっぱり無視できないですね。
特に「性教育の結果は裏目に出た」と子供の映像映して、ベビーブームの事に結びつけるのかと思いきや、「駐留していたアメリカ人が種を付けてやって生まれた」みたいな話。
まるで後進国扱いだし、日本に来たら中出しして逃げればいいみたいでやな感じです。沖縄にも影響与えてるんじゃないでしょうか。
欧米の習慣は自分達の文化だからかズレはなさそうですね。“女”の分類でホモの方も登場しています。
ラストは、腕のない子を殺したドイツの母親の話だけど、サリドマイド児を育ててる親達の映像えんえんと映してどう考えても批判的になるように映している。判断を簡単に下していいんですかね。
ともあれ、日本の海女さんがおっぱい振りながら海苔とってるのをはじめ、今では貴重な(裸も意外に多い)映像が見られます。
日本人描写さえ気にしなければ奇態を捉えた作品として面白い作品です。
ヤコペッティ作品では監督2作目に当たるんですね。『続世界残酷物語』が3作目。
まるで、モンティ・パイソンです。
★★★★☆
当時は、人々は世界のことを知らなかったからいい加減、好きに描写、コメントできたんでしょうね。なにしろ、中国で肌襦袢を着て番傘さして海水浴する出演者はどうみても東南アジアで、問題の日本はあちらこちらに女のハダカの看板があり(これはいいです。みんな日本語ですから)、コドモを作らないように性教育、また、進駐軍(この時代いたのか?)のためにバーテンになるための女学校授業、目が細いからって整形、豊胸手術。このヘンの女性はチャイニーズだろうが! いちいちつっこみをいれたくなるばかばかしい映像満載です。あああああ、好き放題、イジられちゃってるなあ。。。
500円、買いでしょう
★★★★☆
『世界残酷物語』の監督、モンド映画の代表的人物、ヤコペッティ作品が500円で買える日が来るとは予想できませんでした。
数年前はこの手のカルト映画は、場末のセンスの悪いレンタル屋で偶然見つけるか、都心の大型店で探すかしないと、なかなか発見できませんでした。
観客を騙す気があるのか、ふざけているのか、作り手の意図はわかりかねますが、事実とずれた微妙な視点がこの監督の持ち味です。
入り口としては、やはり『世界残酷物語』をおすすめしますが、価格を考えると試しに買って観てもいいかと思います。
何か勘違いしているようなこの監督の作品は、はまる人ははまると思います。
カラーで低価格なので。
★★★★☆
21世紀からみたら当たり前とか、
かなりヤラセなのか、という映像が多い。
当時はかなり衝撃のある映像だったのでしょうか。
カラーで比較的画質が良いので
古典として楽しむには良いか。