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信濃戦雲録第一部 野望(下) (祥伝社文庫)

価格: ¥980
カテゴリ: 文庫
ブランド: 祥伝社
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山本勘助 ★★★★★
本書野望は続編覇者とからなる長編小説であるが前篇野望は山本勘助を主人公においた小説である。武田信玄、山本勘助関連は10作品ほど読んだがこれほど思いろい作品は初めてだ。特に勘助の軍師としての記述が抜群で信玄との会話も読む都度納得もできるし分かり易くどんどん引き込まれていく。読後感も感慨極まりない。是非作品覇者も読んでほしい。歴史小説213作品目の感想。2009/12/18
戦略家 ★★☆☆☆
小笠原攻めから駿河制圧までを描く。
山本勘助が天才的に描かれすぎていないだろうか。
井沢氏は『天皇になろうとした将軍』で日本史の中で戦略家というのは、楠木正成、信長、秀吉、家康ぐらいだと書いているが、この作品では勘助がたいへんな戦略家として描かれている。ちょっと天才的すぎないだろうか。
映像化されたら面白かろ、と思う一品 ★★★★★
 井沢氏の小説は、一方のライフワークである一連のノンフィクション群に比べると、登場人物の会話や、地の文がぎこちない印象を常々受けていたのですが、この信濃戦雲録は、なんていうか、高橋克彦作品のようで、流れがとても軽快で、上下巻あわせ結構厚みがあるのですが、一気に読めます。

 主役の山本勘助は、それこそ、高橋克彦のみちのく三部作の主人公のように機略と才知に長けた天才的軍師であり、彼によって物事を見る眼を鍛えられていく、信玄とその周囲の臣下たちの成長ぶりも頼もしく、そして、老獪な北条氏康、さらには大トリに待ち構える、勘助の軍略に拮抗する才覚をもつ武将、後の宿敵上杉謙信との駆け引き大芝居。

 こっちを大河の原作にした方が面白かったんじゃないかなぁ〜。武田家滅亡に至る第二部の文庫化が楽しみです。