ボリュームあります
★★★★★
パラメーター上げのない恋愛ゲーム。ロード時間、レスポンス良好
クリアーまで2時間かからないので、時間のない人にオススメ
ディスク3枚組。1〜3学期とあるが、続くのではなく、好きな学期を選び、
季節イベント、服装の違いなど、バージョン違いを楽しめるので飽きません
公式ガイドブックは、あえて、簡単に把握できない作りになっているので、
全内容を知り尽くすには難易度高めです
イベントが豊富
★★★★★
トゥルーラブ1は、登場する女の子全員攻略してもいいかなと思えるくらい良い意味で個性が揃っていた。
トゥルーラブ2ではその個性の部分が少し強く出過ぎたかもしれない。
しかし、それ以外は前作を凌ぐ要素が満載だった。
青・緑・オレンジで、移動マップのどこでイベントが起こるかわかりやすく表示されていたし、下校会話はバリエーションが増え、特定の人物にはイベント自体に連続性がありストーリー色が強くなった。
当時はエヴァブーム冷めやらぬ時期でヒロイン像として、無口で感情を表に出さないタイプが急速にスタンダード化していた。
本作でも沢口瑠未というキャラがそれに相当する。
長沢美樹さんが声を務めていたけど、よく合っていた。
個人的には、本作でトゥルーラブのシステムはほぼ完成していると思う。
これ以降、PS2でいくつか作品が出たが1や2は越えられてない。
「切なさ」ゆえの魅力
★★★★★
本作が世に出てちょうど10年になります。最近になってプレイを始める方もいるそうで、遊び倒してきた者としては嬉しいです。
前作と併せ、このゲーム最大の魅力は「切なさ」にあると思います。転校を一ヵ月後に控え、離れ離れになることを承知で意中の女の子と愛を確かめ合わなければならないなんて…。常識的にはとんでもない話ですが、始めると不思議と引き込まれていきます。特に幼馴染の「かすみ」や転校生の「沢田さん」と付き合っていると、本当に切なくなります。人の心の痛みや、青春のほろ苦さを知っているほどその念は深く、その意味では大人向けのゲームかもしれません。
でも、切ないからこそ、その後に待っている感動は大きいのです。ほかのどんな恋愛SLGも、敵わないでしょう。
一応初期パラメータは存在しますが、極端な話オール1でもヒロインの攻略は可能です。ゲーム中でパラメータを必死に上げる必要も、対象外の女の子の「爆弾」におびえる必要もありません。純粋に、恋愛に生きたい方はもちろん、既婚者や女性の方にもお勧めです。
それにしても、「3」以降は「切なさ」の要素が薄くなって、「切ない」なあ…。
シリーズ中、最大のボリュームと言ってよい。「ときメモシリーズ」が一応のライバルね。
★★★★☆
ギャルゲーっぽくないんです。
恋愛シュミレーションゲームは多々あれど、結局のところ残ったのは「ときめきメモリアル」と「トゥルーラブストーリー」くらいでしょう。ただこのシリーズは「ときメモ」と比較して地味だ。
代表的なのが女の子の髪の色。普通なら赤や青や黄色やピンクなんて色した髪の女の子が当たり前のように登場するというのに、このシリーズでは皆無。アニメ系に対してアピールしないと言うか、媚びない姿勢を高く評価したいと思います。
シリーズではやはり期限のあった1と2が良かったと思います。3は期限が延びすぎで下校会話がネタ切れを起こしていましたから。同じ会話の繰り返しは勘弁してほしかった。
個人的にはもうちょい自然な子が多いほうが…。
★★★★☆
この時代にこれだけ可愛い女子高生を出したのが素晴らしい。
今の子にはわからんだろうが、このゲーム発売当時はガングロ全盛期で、(事実はちがっても)女子中高生のイメージは極端に悪かったのだ。
マジで、前代未聞空前絶後の「女子可愛くない」時期だったのだ。凄かった。TVを付ければガングロばっかりだった。なんでこんな時代に青春をすごさなきゃいかんのだとぼくはよく自らの運命を呪った。
そんな時代に、「女子学生とはかくあるべきだ!」とでも言うかのように次々と出てくる清純派女子たち。手をつないだら顔真っ赤にして帰っちゃうんですよ!うひゃー。可愛い。けどありえねー。男性から見て可愛い、しかし同性からは嫌われそうな女の子が次々と出てきます。
続編の舞台が中学校になったのは、さすがに高校生でこれだけ純粋な子はいないよなあ、というスタッフの反省からかもしれない。
あ、ゲーム内容は前作の正常進化形です。インパクトが減ってグラフィック質が上がった。