パソコン、PS2でヒットし、実写OV化もされた同名人気ゲームを原作に、まったく新たな設定とキャラクターで贈る純愛青春アニメーション・シリーズのDVD第4弾。第6話「それ…なんの冗談?」第7話「ちゃんと言って、ここに書いて」の2話収録。愛子(井口裕香)が真に好きな相手を知ってしまう三代吉(吉野裕行)。純(増田裕生)のアタックに戸惑う比呂美(名塚香織)。その彼女から眞一郎(石井眞)は衝撃の事実を知らされてしまい、激しく動揺するが、乃絵(高垣彩陽)はそんな彼の悩みを共有したいと願う……。勘違いとすれ違いのドラマは、徐々にではあるが建前から本音へと移行し始めてきているような、その過程がつぶさに描かれており、その切なさは痛々しくもあるが、どこかいとおしい。乃絵と比呂美の掴み合いの喧嘩シーンなど、この手のアニメにはありそうで意外となかなかなく、不思議なリアリティも感じた。第7話のクライマックスとラストの展開は、今すぐ続きを観たくなること必至である。(増當竜也)
良い作品悪い作品
★★★★★
良い作品とは一つの物語に囚われ夢中になり、そして次回が気になって気になって仕方ないような作品だと思います。逆は悪い作品。前途のどれもあてはまらないような物を言います。
このtruetearsを見ていて腹が立ったと感想を述べた人は評価をする値の人ではありません。この物語はフィクションでもありまた、本当にあった物語とも思える作品…。多少昼ドラ感覚めいた所があり、ヒロインの哀しさに同情するのも仕方ありません。しかしどの物語、ラブストーリーにもそのような話題は欠かせないでしょう。ヒロインは何かの壁に絶対にぶつかる訳ですから…。そしてこの作品の壁描写はかなり良かった…。改めてスタッフさんたちがとても素晴らしい人達だと思えました。
言葉は時として刃に変わる
★★★★☆
La'cryma原作のTVアニメ「true tears」第6,7話を収録したDVD4巻です
富山県を舞台に本音で話せない少年少女たちの恋と心の迷いと
すれ違いを無駄な説明を排して丁寧に描いています。
原作弄りの達人・西村純二監督により描かれる完全独自の世界観は
とても心地よく晴れやかに仕上がっています
(総合7/10点)
第6話「それ・・・何の冗談?」★★★★☆8/10点
他人の言葉に動揺し、混乱を招く大きなうねりの始まりです
意味深で間接的な発言ながら確信を付いた言葉のやりとりがにくいほど
鋭く心を抉ります。彼女の苦悩と想いに反した葛藤の理由に驚かされました
それは誠か嘘か。言葉一つで揺り動かされる欺瞞に満ちた恋と言葉の錯綜劇に
のめり込みます。どれが「真実」の涙なんでしょうか?
第7話「ちゃんと言って、ここに書いて」★★★☆☆6/10点
好きだと伝える言葉に慌てふためく乃絵の可愛らしさ満載です。
本作の人物で最も純粋で真っ直ぐな気持ちが現れているように感じられます
想像と真心という名の誤解で本当の想いがあさっての方向に飛び火する
わだかまりと葛藤をさりげなく魅せる描写も相変わらず見事。
気持ちの離反を知りつつ、惰性にまかせた仮初めの愛子と三世吉の付き合いが
すごく切なく胸に残りました
乃絵が…
★★★★★
眞一郎は誰を想うのか…?
自分の気持ちに気付かされた乃絵は…?
比呂美と石動(兄)は…??
そして、三代吉と愛子と…眞一郎の関係はどうなるのか…??
true tears は買って損はないです。
恋愛ではない部分のいろいろな場面で共感できました。
本当に…自然に涙が流れました。
騙されるな
★★★★★
今からこのアニメを見る人は、参考になった人が多いレビューをみましょう。true tearsははっきり言って明るいアニメではありませんが、少し切なくて、でもとても続きが気になってしまうアニメです。批判して星一つとかしてる人はこのアニメの意味をわかっていないと思う。
描写に注目するアニメ。
★★★★☆
この作品には恋愛物語がリアルに描かれていると思います。
裏切りの連続、とも言ってる方が居ますがただ思いが交差してるだけだし、逆に言えば全てが上手く行く作品の方が面白くない。それこそ萌えアニメかのように。
どうしても楽しめない方は仕方ないと思いますが、個人的には今迄に無い雰囲気の町並み、多すぎないキャラクター、描写などに注目してみてるぶんには十分面白いです。
最近自虐ネタや他作品ネタを使って笑いを取ろうとしたアニメも増えてきて萎えていましたが、こういう作品があると自分はとても安心を覚えてます。