パソコン、PS2でヒットし、実写OV化もされた同名人気ゲームを原作に、まったく新たな設定とキャラクターで贈る純愛青春アニメーション・シリーズのDVD第3弾。第4話「はい、ぱちぱちってして」と第5話「おせっかいな男の子ってバカみたい」の2話収録。比呂美(名塚香織)の好きな相手が自分ではないことを知った眞一郎(石井眞)。それ以降、どうにもぎこちない彼を愛子(井口裕香)や乃絵(高垣彩陽)はそれぞれのやり方で励ますが、そこから徐々に彼女たちの微妙な心情が巧みに見え隠れしていくあたりが秀逸。比呂美の真意も気になるところで、なかなか先の見えない展開、そしてキャラクターたちの建て前ゆえのすれ違いの数々がじれったくもあり、また楽しみでもあり。第5話では乃絵の兄・純(増田裕生)から眞一郎への意外な申し出や、その交換条件など、まったくもって目が離せなくなってきた。第5話ラストの愛子の鼓動も意味深。また同話クライマックスのリフレイン的演出処理は実験的だが、やや外した感もあった。(増當竜也)
口に出来ない二人の想い…
★★★★★
比呂美の本当の気持ちを知らずに、どうすればいいか判らない眞一郎…。
比呂美の事を想っての行動は、「お節介な…(略)」と言われてしまう…。
一方,比呂美は眞一郎に自分の気持ちが判って欲しかったのか、判っていない眞一郎に対して、つい冷たい事を言ってしまう…。
ある理由から素直になれない湯浅比呂美。
どうしたらいいのか判らない仲上眞一郎。
二人のすれ違いはさらに激しくなっていき…。
石動(兄)の言葉に揺れる眞一郎は、どう行動を起こすのか?
恋愛意外での人間関係の在り方を考えさせられました。
立場が態度を侵食する
★★★★☆
La'cryma原作のTVアニメ「true tears」第4,5話を収録したDVD3巻です
富山県を舞台に本音で話せない少年少女たちの恋と心の迷いと
すれ違いを無駄な説明を排して丁寧に描いています。
原作弄りの達人・西村純二監督により描かれる完全独自の世界観は
とても心地よく晴れやかに仕上がっています
(総合6.5/10点)
第4話「はい、ぱちぱちってして」★★★★☆7/10点
正直に話せずに、その場の嘘が嘘を招く葛藤を繊細かつ
丁寧に捉えた少年少女の心の揺れ動きの描写が実に巧い
特に交差点での愛子の初々しいようで悲しい振る舞いは必見。
無駄な語りが少なく、それゆえの表情や動きの微々たる変化に感心しました
乃絵のはっきりした物言い以外は真心が篭っているようでありながら、
体裁を取り繕った自己満足のような憂鬱さを漂わせています
第5話「おせっかいな男の子ってバカみたい」★★★☆☆6/10点
遠まわしに気持ちの揺らぎを魅せる推察要素を強めた
さりげない演出がかなり固着し安心して観られます。
以前の嘘が肝心な時に足元を掬い、苛立つ比呂美を反芻して描く意外な
演出にも目を見張ります。期待とは裏腹に無自覚な眞一郎を取り巻く
役者の色が濃くなり激発の予感。次回の仲上と湯浅の確執が気になる所です
写真の秘密
★★★★★
あの写真秘密はなんなのでしょう。
また3人のヒロインもだんだん
気持ちが変わってきたみたいで
お兄さんまででてきたし・・・
本当に続きかきになるアニメです。
どうにも
★★☆☆☆
リアルを求め過ぎてしまった失敗作というのが個人的な評価ですね!リアルさを出そうとするのもいいと思いますがやり過ぎると見る気が失せますね!シリアスな展開ばかり続くのも見る気が失せる要因の1つです!見ても見ても悲しみや苦しみだけだと見る側が辛くなるだけです!何か制作者の方には狙いがあるとしてもこれだけ悲しみや苦しみが続けばいくら最後ハッピーエンドでもそれが残ってしまってしまいますよ!次の展開が予想できないのは別にいいのですが制作者だけが納得できる内容ではダメだと思うのです!やはり皆に受け入れられる内容のアニメを制作者の方には作っていただきたいですね!