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チグリスとユーフラテス(上) (集英社文庫)

価格: ¥720
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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現代日本の少子化を予見した社会派SFの巨編 ★★★★★
上下2冊を纏めて扱う.この著者の文体に対して非難する向きが多いが,この非難は不当である.これは旧東京市西部 (練馬区から世田谷区)で話されている言語を忠実に文字化したものである.さて,タイトルはメソポタミアの河の名から採られた二匹のほたるの名である.あまり遠くない未来,地球の日本地方(世界中の国は消滅した)から太陽系外惑星に移民が敢行される.飛行時間は30年.人口不足を補うために,人工子宮がフルに動員される.入植には成功したが,この社会は途中で発生した出生率低下と男性幼児の死亡率の異常上昇により人口維持が不能に陥り,入植後400年で最後の子供ルナを残して崩壊する.この興亡史を73歳のルナちゃんが,次々にコールドスリープ状態の人物4名を覚醒させて逆年代順に構成したのがこの長大な物語である.最後の場面は長編にふさわしく荘厳に仕立てられ,読み手は散々泣かされるが,それは感動の涙である.私の知る限り空前の美しい終結.強く推薦.
設定が斬新 ★★★☆☆
遥か未来のとある移民星に迫る人類の滅亡の瞬間。
童女の心のまま老女になってしまった最後の子「るなちゃん」。
高度な技術を持って作られた基地ももはや無用の長物。
るなちゃんの生命を維持し、安全な遊び場を提供するに過ぎない。

少子化が加速する日本。
最後の日本人、なんて日が来ないといいのですが。。。
内容はいいけど文が稚拙 ★★★☆☆
テーマや物語の設定は面白いし
下巻まで読みたいとは思っているのですが

文章が、中学生くらいの女の子が書いた同人小説の様な感じで
発表媒体を間違えたのではないかと思います
(なので悪いのは作者ではなく、編集者だと思います)
ジュニア文庫としてなら、名作ではないかと思います

また登場人物が30歳を過ぎているのですが
どう考えても30歳の思考回路や会話を表現できていない

でも、10代前半に読むなら
人生の意味を考えるには良い本だと思います
小中学生に読んでもらいたい。
大人が読むには文章の稚拙さがつらいのが残念。
まず文体で ★☆☆☆☆
私はつまづきました。内容も題名とはほとんど関係なく少女趣味な感じがいたるところにあり、上巻を読み終えて、はやく下巻を、続きを読みたいとは思えませんでした。相性の問題なのでしょうか?大抵はあまり期待していなくても上巻の後は続きを読みたくて仕方がなくなるのに、こんな本は初めてでした。価値観の違いとしかいえません。
生きることの意味 ★★★★★
『人はなんのために生きているのだろう?』
『大切な事ってなんなの?』
そんな疑問を抱いている人に是非お勧めしたいです。

新井素子先生の作品全般に言えることですが、読みやすいです。本の世界にすぐさまぐいぐいと引き寄せられてしまいます。
しかし、その反面、内容はとても濃く、つまっています。

この本は、自分自身について、そして生きる事について、考え、向き合うよいきっかけをくれると思います。

この本が好きな人に同作者の作品、『ひとめあなたに・・・』をお勧めしたいと思います。
同じように“人は何のために生きているのか”“人生で大切なことって何?”というテーマで書かれた本です。

両方の作品を読むとまた、さらに深みが増してGood!!