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ものづくり経営学―製造業を超える生産思想 (光文社新書)

価格: ¥1,260
カテゴリ: 新書
ブランド: 光文社
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「ものづくり紹介」のデパート ★★☆☆☆
「トヨタ製品開発システム」のレビューで、この書籍を紹介されている方が見えましたので読んでみました。
自動車、ビールから、建築、化学、ソフトウェア、サービス、韓国、中国の状況まで、多種多様な「ものづくり」の考え方や取り組みが紹介されていて、各社の開発戦略や戦術の状況を理解するためには、非常に多くの情報があるめられている点が良い点で費用対情報量は抜群です。

そうすると良い点をつけるしないので、あえて悪い点を上げておきます。 

・製品開発やマーケティングなど他の書籍などで見かけたことのあるような記載が多い。
  (↑反論:寄せ集めたものだからそのとおり。)

・評論家的な問題提起や説明になっていて、実際にアイデアを頂いて取り組もうとするには情報量が少ない。
  (↑反論:そういう事を狙った本ではない。)

・索引がないので、辞書的に使えない。
  (↑光文社さん追加しませんかねぇ?)

厚い! ★★★★☆
第一印象は「厚い!」
とはいえ、内容はだらだらと続けているのではなく、凝縮された藤本節。
全てを読破・理解するのにはかなりの気力が必要だが、まずは気になる箇所を
深読みしていくようにしても元は取れると思う。
藤本ものづくり経営学の集大成/お買い得かと? ★★★★☆
 なんと558ページの大作(もう少し薄かったら評価:★★★★★),藤本グループ(東大21世紀COEものづくり経営研究センター)の最新研究成果がまとめれらています.全部読むのはかなり大変ですが,必要な部分を選択的に読むのが効率がよいように思います.多くの部分が過去の著書の発展版や論文の焼き直しで,バックグラウンドを抑えているとそれほど難無く読めます.税込み¥1260はかなりお買い得の1冊だと思います.

 今回の著書では 『非製造業のものづくり』 なる章も設けられており,藤本理論の一般化を更に進めている印象です.ボリュームがかなりあるので,連休一杯かかってじっくり読破するのが良いかもしれません.おすすめの1冊だと思います.
あいかわらずの藤本節! ★★★★★
非常に厚い新書です。
東大21世紀COEの藤本先生が編著者の形で1冊にまとめられたものづくりの本です。
MOT(技術経営)ではおなじみの面々が、執筆しています。
藤本先生を筆頭に、新宅、高橋(伸)、安本、善本、ヘラーなどの各氏が、
それぞれの研究成果を10ページ前後にまとめています。
ケータイや自転車のシマノとか2007年問題などなど、扱うテーマも様々で、
トピック的に読んでも面白いですし、わかりやすいと思います。
新書の厚さを感じさせません。
日本の製造業を憂う方には是非、おすすめの1冊です。

ものづくりの中間報告 ★★★★☆
丸の内で開催されていた「ものづくり寄席」の内容なんかが、ギュッと凝縮されたものづくり経営センターの中間報告。小気味良くまとまっていて良い感じ。買って損はないでしょう。