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身代わり伯爵の花嫁修業 II 嵐を呼ぶ花嫁合宿 (角川ビーンズ文庫)

価格: ¥580
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店(角川グループパブリッシング)
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盛りだくさんの花嫁修業2冊目! ★★★★★
花嫁修業編の2冊目ですけれど、前巻に増して盛りだくさんな内容でしたね・・・!このワクドキ感、ラブコメ、
疾走感が十八番になりつつある身代わりシリーズ。物語時間は確かに1冊分ですけれど、凝縮度は2冊に分けても
十分楽しめるんじゃ・・・というくらい詰まっていました。

まずはミレーユの側近候補として招かれた令嬢達との交流が、セシリアやシャロンとの時間を思い出して懐かし
かったですね。思えば同年代くらいの、同じ目線に立てるような人達がシアランにはいませんでしたから、ミレーユに
とっても重要な時期。ラブコメしつつも着実に築き上げていってますね。
リヒャルトも恋人の顔と大公様の顔が頼もしくてしかたありません・・・!でも不憫。ミレーユの新婚攻撃に理性がグラグラ
しつつも、エドパパとの約束を思い出して必死でミレーユを宥め諌めるリヒャルト・・・不憫だ・・・(・・・笑)でもしっかり令嬢たちとの
交流用のドレスを贈ったり、その時にマナーを伝授したり、短編で即席講師くらいはしてあげたいと考えていたことを実行して
いる模様なのはサスガ。キリルはミレーユ関連というより、もうひとつの理由のが彼らしくて切なかったです・・・探し物って
それだったんだ、という。それだけ探し続けていたんだから、たぶん『彼』も報われる思いだろうと思います。そしてレルシンスカ
は良い意味で予想を裏切ったキャラでした。手紙を何百通リヒャルトに送るウォルター伯爵もスゴイですけど彼女もスゴかったです。
ジャックやアレックス達ももっともっと読みたいなあ、ミレーユとリヒャルトの婚前旅行たまらないなあ、と胸を躍らせつつ
最後に登場した『彼』が新たな台風の目になりそうなので、新刊を心待ちにしています・・・!
ちゃんと成長しながら変わらないところが魅力的 ★★★★★
新章スタート二冊目。
シアラン宮廷で花嫁修行中のミレーユ。彼女にかけられた第二の試験課題は「令嬢達の交流会」と称して大公妃の側近選びです。ルドヴィックによって集められた令嬢達は、かつての大公妃候補ばかりで…?。

コメディとロマンスと、奇天烈なキャラやエピソードなのに妙に納得させてしまう展開と。ラノベを読む楽しさを堪能させてくれるこのシリーズ、魅力は健在です。
第五師団の面々などオトコ臭かったミレーユの周りですが、今回は女性がメイン。今までもミレーユにはリディエンヌ様、シャルロット、アンジェリカ等々個性豊かな女性陣が力強い味方でしたが、ここシアランにおいてもやはり一筋縄ではいかない方々が登場します。

令嬢達の化かし合いのようなやりとりの中で嫌な思いもする。けれどもミレーユはやっぱりミレーユで「殿下の嫁はわたしの嫁」発言や、金棒取り出しての立ち回り、おんぶ(ミレーユがおぶう)等、潔くって頼もしい。修羅場になるような場面でも、けっして普通ではありえないような解釈をして危機を乗り切ってしまう、きわどい発言もななめ上に行ってしまってなんだかズレていく彼女ならではの良さは、読んでいてとても楽しい。リヒャルトやアリス様じゃないけれど可愛く思ってしまいます。

第五師団はコメディ要員としてあいかわらずの活躍。ジャックはいつまでもリヒャルトとミレーユの様子に慣れず、その反応が二人の甘さをより引き立てる(笑)。テオと舎弟の「ひでんか」は敬称じゃなく単なるあだ名のよう…。

そして妨害発言のキリル、ついに真相が明らかになるけれど、ただただ同情。その勘違い、ここへきてからも最後まで気付かなかったんだね…。

作中にジークとリディエンヌ様の挙式のことやシルフレイア姫のことが出てくるけれど、これから二人、アルテマリスへ行ったりするんでしょうか?。あらたに増えたキャラさん達や、不穏な動きやら次はどんな嵐が待ち受けているんだろう。

願わくば、必死に自制しているリヒャルトには申し訳ないけれど、一冊中一回くらいは唇キスが読みたいなあ〜。ミレーユから、とかじゃないと無理かな?。
成熟していく感情と、キリルの謎 ★★★★★
花嫁修業シリーズの2冊目ですが、今回もとても面白かったです!
軸となっているのはキリルの謎と、ミレーユの側近候補達との出会い、そして
未だオズワルドの爪痕を色濃く残すシアラン宮殿でしょうか。
以下は内容に少し触れますので、ご注意を。

今回もミレーユとリヒャルトの二人が色んな意味で素敵でした。
婚約というものがなくても、以前から愛情いっぱいの二人でしたから、将来を約束し、
それに向けて着実に進んでいく道のりに、愛が溢れていないわけありませんね!(笑)
「恋人同士」と言える時間が極端に少なかった二人なので、この巻からは二人の独占欲や嫉妬といった
感情がゆっくりと成熟していくように思えました。
初心すぎたミレーユや、大人び過ぎていたリヒャルトが、恋愛面でぐるぐるとしていき、
それに気付いていく、というのはやはり胸をときめかせますね!
以前よりややハーレクイン的要素と言えばいいのか、そういったムードのシーンもちらほらありますが、
上品さを失わずに「王道ラブ」を貫いているのは素晴らしいと思います。

そしてミレーユの側近候補の姫君達。
彼女たちの中にも苦悩や嫉妬のしがらみが多い子達もいますが、どのお姫様も魅力的だったと思います。
そしてキリルですが、まさに「ミレーユが好きな、リヒャルトの弟の、音楽を愛する大公家の人間」
という感じでしたね!

個人的にはミレーユとジェラルドのリヒャルト大好き同盟のシーンが癒されました。
しかし大公は、禁欲生活だわ、色んな人達にちょっと偏執的に愛されるわで、苦労の絶えない1冊となっていますが(笑)
シアラン宮殿に住み着きたくなるような雰囲気が溢れていて、やみつきになります。

まだ揺らぎかけた基盤を大公が再構築中のシアランですが、続きもとても楽しみです。
いろいろな誤解といちゃいちゃ ★★★★★
新章花嫁修業編の第二弾です。
いろいろな誤解が生まれては解決しました。キリルの問題が中心となっています。
キリルの今までの言動について解き明かされますが、「身代わり伯爵シリーズ」らし過ぎる理由に、ものすごく納得してしまいました。ヘビィな理由もありつつ、つい笑ってしまう結末で深く納得させてくれるのが、このシリーズのすごいところだと思います。
その問題と平行して、ミレーユはリヒャルトの元お妃候補のお嬢様たちに囲まれた合宿に参加します。
新キャラ(女の子多数)もたくさん出てきて、今後の活躍が楽しみですね。

リヒャルトとミレーユは前回から引き続き禁欲×天然で、凄まじいまでのいちゃつきぶりですが、何が不思議って、リヒャルトはいちゃいちゃ禁止令を食らい、それを守って(?)いるはずなのにミレーユに対する甘々ぶりがさらに増していることでしょうか。とにかく出てくる飛び出す台詞(手紙までも)が物凄い。禁止令を食らっている分、言葉攻めなのだと思いますが……凄いです(笑)
今回はこの2人のケンカ(?)も見どころ。「おぉっリヒャルトがミレーユに命令口調!」と新鮮でした。

フレッドの大好きランキング1〜5位(女性)も明かされます。