院試に役立ちました
★★★★★
去年、東大と東工大の大学院入試を受験しました。その時、この本に出会い、とても役立ちました。学部の授業ではあまり理解ができなかった単元でも、詳しい解説で修得することができました。また例題形式なので、問題馴れしやすく、よい練習にもなりました。
難しい
★★★★☆
学部2年の者ですが本書は骨があって難しいと思います。
いきなりこの本から入ると挫折するかもなので無機化学なり分析化学の勉強を簡単な本でも良いのでこなしてから取り組み始めたほうが良いような気がします。
しかし、これ一冊で無機・分析・放射化学の演習ができるのはラッキーだと思います。例題にいはいる前には軽く説明がされていますがよくよく読んでいかないと分からなくなるところがあるので注意です。
問題は京大東大を始め旧都市大の大学院入学問題がほとんどです。
ただ大学院入試でも工学研究科や薬学研究科に進学されたい方はこの問題集とは少し難易度が違うような問題がでるとおもいます。もう少し簡単なはずです。
この問題集の多くは理学系の問題なのでちょとマニアックというか本質を知りたいのか上手くは言えませんが…僕は京都大学大学院工学研究科の過去問を見てから本書に取り組んだのですが、やりにくかったです。
結局は全部やる必要はなく、自分の専攻で大事になってきそうなところや入試で出やすい所をやれば良いと思います。
ほぼ唯一なのに良書
★★★★★
分析化学・無機化学は、濃度計算・錯体理論の基礎を除けば有機化学・物理化学に比べて演習問題数が圧倒的に少ないと思います。
そんな中で、分析化学・無機化学の学部レベル全範囲を網羅して、必要十分な問題量を提供してくれる唯一の問題集といって良いと思います。
選択権のないところには良いものがないのが世の常ですが、この本は良い意味で期待を裏切ってくれます。非常にバランスが良く、解説も丁寧です。
大学院入試・日常の学習どの場面でも使えると思います。化学系ならば、院試対策と銘打ってはいますが、学習初期の段階から少しずつこなしていくと良いと思います。
定期試験から院試まで使える必携本
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大学院入試問題が数多く掲載されている無機化学・分析化学の演習書である。
大学院入試だけでなく、定期試験対策にも十分使える。レベルはそれほど難しくはない。また、単元別にまとまっていて使いやすい。
この本の特長は例題を使った解説が豊富なことである。そのため基礎事項を羅列している参考書と比べてより実践的である。試験の直前には重宝するだろう。問題の解答が充実しているのもいい。
院試を受けるずっと前から持っていても損は無い一冊といえる。
講義のお供にオススメです
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普段の講義で併用し、定期試験の対策に参考書として
非常に有用だと思います。
分からない所はその都度確認し少しずつ潰していくことで
理解がだいぶ定着してきました。
無機の参考書はあまりありませんし、
この一冊で講義から大学院入試まで広範囲をカバーできると思われるので
一冊持ってても損はないです。オススメですよ。