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日本外交の軌跡 (NHKブックス)

価格: ¥966
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本放送出版協会
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日本の外交がわかりやすい ★★★★☆
その名の通り、日本の外交を大きく押さえるためには価値のある1冊だと思います。
内容量もさほど多くないため、敬遠しがちな外交問題を理解するのに有益だと。
日本外交史の骨格 ★★★★☆
 幕末から1970年代半ばまでの日本外交史の骨格を、サクサクとしたテンポで書いた本。この時期の外交史は変に専門的過ぎると、木ばかり見て山が見えなくなる恐れがある。一回山の形を確認する意味で読んでみるといい。入門書として適していると思う。
これも日本外交史の定番テキストか? ★★★★☆
著者は一橋大学名誉教授。日本外交史研究の第一人者であり、その意味で本書は安心して読むことができる。第一部は元々「NHK市民大学」のため口述筆記により作成されたテキストを底本とし、明治初頭からサンフランシスコ講和条約により日本が独立を達成するまでを十章に分けて概説。独立後の外交を扱った第二部では日米関係、日ソ関係、日中関係などを章ごとに個別に論じる。締めの第十七章で今後の日本外交の行方を展望するが、(初版が1993年であるために今読むと若干のズレも感じるものの)基本的な内容は二十一世紀初頭の現代にあっても古びてはいないと感じる。
全般的に精密さには欠ける感もあるが、逆に言うと気軽に手にとって日本外交をザックリと俯瞰したい人にとっては有益な一冊だと思う。より精緻な外交史に触れたいという人にとっては、例えば池井優『日本外交史概説』(慶応通信)などがいいのでは?