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DIRECTORS LABEL ミシェル・ゴンドリー BEST SELECTION [DVD]

価格: ¥5,229
カテゴリ: DVD
ブランド: アスミック
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   『DIRECTORS LABEL ミシェル・ゴンドリー BEST SELECTION』を見ると、子どものおとぎの国に入ったような幸せな気分になる。ベルサイユ生まれのゴンドリーが、その創作の才能を長編映画制作(評価は高くなかった『ヒューマン・ネイチュア』や、2004年のジム・キャリーのコメディー『エターナル・サンシャイン』などから始まる)で発揮させる前に撮られた27本のミュージックビデオと「小作品」には、その才気が溢れており、ジョルジュ・メリエスのようなパイオニアの魔法のような作品や、ノーマン・マクラーレンの実験的で革新的な作品からの創作の連鎖が感じられる。75分のドキュメンタリーは『I've Been 12 Forever』というタイトルがピッタリだ。というのもゴンドリー(1964年生まれ)は、創造的な環境に置かれると心が解放され、何かを不思議に思ったり、何かを思いついたりするという子どもの感覚を決して忘れなかったからだ。彼の作品の中で最も有名なのは、アイスランドのスター、ビョークとのコラボレーションであるミュージック・ビデオの数々だ。その中の7点がここに収録されているが、これらはこの表現方法の未知なる奇跡の可能性を新たに見せつけている。それぞれの作品は、それぞれ独自に幻想的な大作だ。ゴンドリーの作品を見ると、その技術の進歩が良く分かる。初期に手作業で撮ったフランスのバンド、クイ・クイのビデオに始まり、オーストラリアのポップ・スター、カイリー・ミノーグの『Come Into My World』では、彼女がパリの大きな交差点を闊歩する姿が合成された。これは他のゴンドリーのビデオと同じで、「どうやって撮ったのか」と思わせ、ズビグ・リプチンスキーが1982年に撮って受賞した短編『タンゴ』を彷彿させる。フー・ファイターズの一番人気の作品 『Everlong』の幻想的な夢の世界から、ホワイト・ストライプスのための、レゴ・ブロックを用いた手の込んだピクシレーションまで、このDVDにはゴンドリーの徹底した完璧主義が表れている。簡単なことでも難しいことでも、歌、アーティスト、そして視覚的なコンセプトが完全に調和するためには何でもやった。彼の創作の源となるインスピレーションの泉は枯れることはなく、それらは52ページの小冊子、スケッチ、写真、インタビューに表れており、その輝かしい才能が語られている。(Jeff Shannon, Amazon.com)
シンプルでアナログなのに新しくて美しい! ★★★★★
昔専門学校で講師の方に見せてもらって以来、一度しか見ていないのにずっと鮮明に覚えていて必ず購入しようと思ってました。
それだけ印象を残す映像集です!
すごくシンプルでピュアでアナログなのに、ぐいぐい入ってくる独特の世界観はすごく魅力的で、出演アーティストを生き生きと表現させています。
まさに永久保存版です。
頭の中 ★★★★★
どうなってんの?
と思わずにはいられない作品ばかりです。
自分は凡人なんだなぁと再確認させられてしまいました。
私はティムバートンのB級っぽいA級さも大好きなのですが、
ミッシェルの感性も似てますね。
このお方の場合は映画よりMVの方が活きる気がしますが。
もっともっとミシェル・ゴンドリーを観たい ★★★★★
2004年リリース。DIRECTORS LABELシリーズの第3作目として発売された。映像も驚くがそれ以上にセンスに驚く完全無欠の作品集だ。星10あげてもイイ。

もう全部傑作なのだ。衝撃を受けないものがないくらいに斬新だ。ビョークやケミカル・ブラザースなんかこのビデオが付いていなくちゃ魅力が100分の1になってしまう気がした。実際そうだと思う。彼らの作品にはミシェル・ゴンドリーの才能が必要だ。ケミカル・ブラザースの『Brother Let Forever Be』、ダフト・パンクの『Around The World』、そしてザ・ホワイト・ストライプスの『Feel In Love With a Girl』が特にオススメだ。またチボ・マットやマッシブ・アタックみたいに僕が好きなバンドのミュージック・ビデオまで彼が手がけていたのには驚いた。

ショート・フィルムも傑作揃い。特に『One Day』のインパクトはスゴイものがある。絶対損しません。大傑作。オススメ。
90年代プロモーション・ビデオ界のトップランナー “Human Behavior”の衝撃よ ★★★★★
 ちょうどU2の“With Or Without You”が出た後くらいからでしょうか、洋楽プロモーションビデオを見せる番組がバタバタと打ち切られ、80年代が終わるのだなという感慨を噛みしめたものです。それから細々とPVの名作は作られ続けていたのですが、ある時偶然見て価値観が揺すぶられるほどの衝撃を受けたのがBjÖrkの“Human Behavior”でした。ファンタジックで味わいのある画面で、蠱惑的な歌とそれに見事に適合した絶妙の編集、アイロニカルで深遠な物語…。「凄いミュージックビデオが出たぞ!」その作者こそこのミシェル・ゴンドリーでした。今回ミュージックビデオにとどまらず色々な特典が付いてその素晴らしい仕事ぶりが分かりましたが、幾何学的な計算と大いなる想像力の飛翔がリンクし、哲学的に考え抜かれた世界観と実験的でかつ確かな技術に支えられた結果のマスターピース群だということが伝わるのです。“Let Forever Be”、“Around The World”、“Like A Rolling Stone”…。作者も知らなかったけれど「何か凄い!」と感じていた作品が彼のものだと判明しストンと落ちたのです。
 90年代、前時代から引き続きK.ゴドレーが奮闘しつつも、その一方で着実に新しい才覚がMTVを席巻しました。日本でも中野裕之が出ました。PV史では2度目の隆盛になります。彼らは皆映画界に進出していきましたが、必ずしも順風なキャリアを積み重ねている訳ではないようです。かつてB.キートンも短編時代の方が凄いと評価されましたし、短時間の中で炸裂させる映像の才覚というのは確かにあるのでしょう。下手にハリウッドに食いつぶされる前に、故郷フランスでアーティスティックな映像を撮り続けて欲しいと1ファンとして思っています。
〈追伸〉インタビューなど読むと彼は非常にシャイで女性にもひどく奥手な様です。『エターナル・サンシャイン』の口下手な漫画家はきっと自分自身の投影ですね。
誰が何と言おうが天才です! ★★★★★
映像の魔術師!ケミカルの「Let Forever Be」もいいけど、個人的に1番は、カイリー・ミノーグの「Come Into My World」です。初めて見た時に鳥肌が立ちました。物凄く計算され尽くした映像。思い付いても映像化するのは難しいと言う作品をこの人は難無く作ってしまう。パッケージにも載っているホワイトストライプスの「Fell In Love With A Girl」での裏話?でジャック・ホワイトが言っていたのだけど、PVのイメージを話し合う時にゴンドリーはレゴブロックでジャック・ホワイトの顔を作った物を持参し「こう言う感じで行きたいんだけど?」と言ったらしい。ジャックは二つ返事でOK。ゴンドリーは常に面白い事を考えてるんだなぁ。やっぱ天才は違う!正直もっと早くにゴンドリー(作品)に出会っていたら映像作家を目指してた気がする・・・。