ちょっと読みにくいね…。
★★★★☆
翻訳が直訳すぎる個所が多い。日本語として成り立っていない文章がある。そういう文章が有る場合、その個所は英語で読まないと、文章の真意が理解できない。せっかくの良書なのにもったいない。比較対象には成りえませんが、この本に比べて「毒になる親」は読みやすい翻訳でした。まぁそんなわけで星4つ。頑張って読みましょう。
インナーチャイルドとは・・・
★★★★★
あなたは、インナーチャイルドと
出会ったことはなくはないよね?
じつは、
1:乳児期
2;歩行期
3:学童前期の自己
4:学童期の自己
5:思春期
インナーチャイルドを再生させるのに
5つにカテゴリーがあるってことに
気づかせてくれる
この本は、ファースト・クラスです♪
追申
具体的再生のアプローチがあるのが
あなたがイメージしやすいかもしれません
そして、
大人のあなたが手紙を書く行動が・・・
「癒し」のシステム
★★★★★
自身のトラウマをある程度自覚し、治療に取り組み、なおかつ思ったように効果を得られずに苦しんでいる人には画期的な内容と思います。
「グリーフ・ワーク」の実践が一人で出来る。パートナーや、グループで取り組めれば理想的とは書いてありますが、私が今まで読んだ中では最も気軽に出来る実践的な内容でした。
「グリーフ・ワーク」とは嘆きの作業と言われるもので、トラウマの治療としては代表的なもののようです。様々な本の中でも名前はよく出てくるものの、自助グループや精神科医の指導の下でしか行えないというイメージでした。
一方、ウツで精神力の低下している人にとっては読むのが難しい部分や、ある程度、自分流に解釈というか、アレンジをしなければいけない部分もあると思います。やはり、日本人の国民性にそぐわない箇所もあるので。
また、過去の記憶があまりに辛い場合、やはり精神科医のサポートの元でないと、ひどいフラッシュ・バックが起こってしまう場合もあると思うので、そこら辺が要注意かと。
子供の頃が不幸だと感じる人は読んでみるといいでしょう
★★★☆☆
子供は無力な存在である。そして、両親と環境に非常に大きな影響を受けて育っていく。
やがて子供は大人に成長するが、幼い頃に受けた心の傷を意識的・無意識的に持ち続ける。
殆どの場合は無意識的となる。ないしは、心理学系の専門知識が無い為に、自身の心の問題
を把握できない。大人になっても自分の中でくすぶり続ける傷ついた本心。それが子供の頃
に傷ついた自分だ。インナーチャイルドである。大人になったみなさんが、自分の傷ついた
インナーチャイルドをどうやって発見するか。そして、保護し養育していくか。それらに
ついての知識、練習スキルが豊富に書かれている。
私見です
文章量が多く専門用語も多い。従って、1.心理学の知識が無い人2.或いは長文を読み
なれていない人。そういった方々にはとっつきにくい面がある。また、エクササイズの部分
も少なからず有り、単純に読むだけの本でない点も、読破のハードルを上げている。しかし、
自分が子供の頃に心が傷ついた(かもしれない)と思っている人は、読む事をオススメする。
内容4 読みやすさ2 計☆3つです。
自分の事を分析する自己分析本でオススメできる本は3冊。
『絶対内定』杉村太郎 児童期から現在を見つめることで、やりたい事が定まる本。NO1
『目標設定練習帳』リチャード・H・モリタ 絶対内定と基本は同じ。やりたい事を定めら
れる効能は『絶対内定』より劣る。但し乳幼児期からの自己分析を行える為、自我の把握や
アイデンティティーを定める事においては優れている。
『インナーチャイルド』乳幼児学童期に特化。また、心理上傷ついているか、著しく偏りが
ある読者であることが前提。専門性が高くとっつきにくい。しかし、条件にあった方の自己
分析、治療、癒しには非常に有効。カウンセラーやセラピストとのカウンセリングと合わせる
ことも有用かもしれません。
大変詳しい内容で、深く知りたい方にはとてもおすすめです
★★★★★
いままで私が目にしたインナーチャイルド・ワークは、大体「三歳位の子供の自分をイメージして話しかけたり抱きしめたりする」という内容が多かったが、この本では子供時代を細かく分けて、それぞれの時期に必要な要求、それが妨げれられたときの症状、そして回復するためのワークが書かれている。
私自身がちょうど、自分のインナーチャイルドが年代別にとても差がある事、回復していてすごく元気だったり、深い不安や恐れを感じていたり、とても不満や怒りを抱えていたり、という状態を実感していたので、その詳しく分化してのアプローチにとても感心・納得したし、ワークも大変効果を感じられた。
ACの理解も深まり、また理解するのみでなく、必要に応じてその詳しいワークで回復を実感することも出来る。他の方も書いているように、分厚い本で、決して簡単に読破できるお手軽な本ではないが、とても良心的な専門性の高い本だと思う。これだけの内容が詰まってこの値段はすごく安いだろう。