相変わらずの浮遊感のある声も楽器の一部の様な柔らかな音。
ゆっくりで独特なメロディライン。
ガーゼとか天然素材の服着て縁側で足をほおりだしながら聞き込むのではなくなんとなく聞く。で、癖になる。
そんなスタイルが合ってると思う。
ただ今回は前作のような表面的にはゆるく柔らかい音の様に感じられても違うものと思える。
前作(愛に地球)がコンピュータを多用しつつ結果的にはいつものキセルワールドを作ってるのに対し、今回はあくまでもコンピュータに頼らず自然の音、料理で言えば素材を生かした音作りのような感じを受ける。
専門家ではないので詳しいことは分からす、あくまでも感想だが。
そういう意味でこの4作目はベストを出した後のリニューアルしたキセルという感じだ。
一ヵ月後にあるライブが楽しみ。
多分CDに近い音が再現されると思われる。
前回はミキシングが難しそうでした(余談ですが)
個人的には「君と旅」と「雪に消える」がすき。
キセルを聞いてると神経のトゲトゲがいつの間にかなくなりホットする。殆ど毎日4枚のアルバムをランダムに聞いてます。
ただ今回はキセルらしさを感じさせない妙にポップな楽曲があるのは残念。
ということで星は4つです。
是非他のアルバムも聞いて欲しいです。どれも良いです!