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行儀のいい同居人 (キャラ文庫)

価格: ¥560
カテゴリ: 文庫
ブランド: 徳間書店
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大人と子供のバランスが絶妙な高校生だ ★★★☆☆
大学の准教授×高校生
家事全般完璧。口数は少ないが真っ直ぐで真面目な好青年。攻・薫
家事全般苦手。自己評価が低く涙もろくて優しい。受・徳永

ある日、いきなり訪ねてきた弁護士の口から、
20年以上も会っていなかった兄の突然の死を知らされ驚く徳永。
更に、兄の子・薫と同居し、面倒を見てくれないかと言われ、何が何だかわからず呆然とする。
誠実そうな弁護士の一生懸命な訴えに、つい頷く徳永だけど・・・

翌日、弁護士とともにやってきた薫は、モデルのような風貌で、とても大人びた子で、
無口で愛想も無く、どう付き合っていけばいいのかわからない。
少しでも会話を持とうと薫に話しかけてみたら、
家賃代わりに家事をする。食費も折半で働いて返す。だから高校を卒業するまで家においてくれ。
などと言う。
不安と困惑の中で始まった同居生活ですが、薫の家事はオミゴトで、お弁当まで作ってくれる。
言葉は少ないし、表情の変化も乏しいけれど、それは心に頑なものを抱えているせいで、
徳永との同居生活が進むにつれ、次第にほぐれていく。

薫は良い子だ。そして直球を投げる子だ(笑)
落ち着いてて大人びた可愛げの無い子かと思いきや、
ものすごい直球を投げるあたりが、やはり怖いもの知らずの可愛い高校生です。
徳永も、薫のその可愛らしい面を知り心が温かくなっていくのがわかる。
とても読みやすくて読後感も疲れず良かったです。
読後疲れませんでした ★★★★☆
小山田あみさんのイラストに惹かれて即買い付けました(笑)
涙もろい叔父(受)と不器用で合理主義だけど、気は優しくて力持ちの体言のような甥(攻)でした。
主人公二人のいちゃいちゃよりも、なかなか心を開かない甥と本当の家族になっていくまでのあったかストーリーがメインという感じでした。もちろん読者が期待する部分は確りございましたが(笑)
最近ハードなBLが多いので、アドレナリン出しすぎてお疲れの方にお勧めです。
もう少しBL的な部分を書き込んでも良かったのでは?と思う作品でした。
実は、 ★★★★☆
前半は、コメディーか・・・と、思うような結構情けない展開が。
なぜなら、あらゆることに流される、何だかぱっとしない大学准教授が徳永だから。
その徳永の前に突然現れた甥の薫は、余りに冷めてて可愛げのカケラも無し。
そんな間抜けな叔父と、ふてぶてしいガキ・・・の話しかと思ったのだが、、、
実は人の良い叔父さんと、心優しく不器用で、今時ちょっと居ないだろう・・・と、
思えるような、真面目な高校生の話でした。
孤独と思われた人生が、徳永に出会い、実は捨てたものではなかったと、
ようやく思えるようになった薫、よかったねぇ。
二人が距離を縮める中、ちょっとばかり心残りは徳永の教え子。
どうせなら、もっともっと話を掻き回して欲しかったです。