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イスラムマネーの奔流 日本に押し寄せる1000兆円の津波

価格: ¥1,785
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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日本の明るい将来を描く、異色の世界経済読本 ★★★★★
「イスラムマネー」のタイトルから、最近、数多く出版されている、イスラム金融本かと思ったら大
間違い。この本はイスラム金融の解説書ではなく、巨額のオイルマネーを蓄えているアラブ諸国から、
イスラム圏を通じて世界経済を分析している異色の世界経済読本だ。

著者がこの本を書くにあたり、面談している人々は、アブダビのエネルギー研究機関のCEO、ドバ
イの政府系不動産開発会社のCEO、アラブ諸国の元駐日大使、マレーシア中央銀行の副総裁など、ま
さに錚々たる顔触れ。
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こういった人々と、膝を突き合わせて語り合っている著者が、日本企業のアラブ諸国でのビジネスチ
ャンスや、アラブの政府系ファンドが日本の企業に投資しようとしている状況を具体的に解説している
のだから、その解説には、もの凄く説得力があり、とても濃い内容になっている。
この本を読めば、日本経済には明るい選択肢があることが解り、とても勇気付けられるだろう。それ
ほど深い経済知識や金融知識が無くても、世界経済の流れが理解できる一冊だ。
なるほど ★★★★★
著者がアラブとの長年の交流の中で培った見識、それに、アラブ諸国への愛情が感じられる一冊です。
インドの次はトルコまで知人のいない私にとってアラブは”名前以外は知らない国々”でしたが、「なるほど、アラブとはそういう国・人たちであるのか」と教えて頂いたことが多く、新鮮に感じました。
ただ、題名には注意。アラブマネーを利用してお金を稼ぐ具体的方法論を述べているわけではありません。著者のお考えがどうであるかは分かりませんが、私は、もっとグローバルに、広くて長い視野でアラブを知りたい、かかわりを考えたい人向けだと思います。
大前研一氏が小さく見えてしまうビジネスマン必読の書! ★★★★★
 この本、「イスラムマネーの奔流」は、ここ数年の間に私が読んだ本の中では、間違いなくベストスリーに入ると思う。この本の主眼である『日本がアラブ世界と本格的に取り組むべきだ』と言う主張は、非常に説得力があった。これ程までの可能性を秘めたアラブ諸国との経済やビジネスチャンスについて、著者の北村陽慈郎氏以外の中東専門家が、これまで積極的に報道してこなかったことが、不思議と思えて来る。

 アラブ社会や経済について、専門家にしか理解出来ない難解な専門書は、これまでにも数多くあったが、この本の様に、万人に分かる様に、読み易く書いてある著書は、これまでには、なかった様に思う。

 内容紹介に、「アラブ・ビジネスとイスラム金融の第一人者が説く」とあったが、一般の日本人にとって馴染みが薄いアラブ経済について、これほど解り易く説明できる人は、確かに北村氏以外には、いないのではないだろうか。

 解り難い事柄を平易に書く事は、相当の実力が無ければ出来ない事で、この本に書かれているアラブの経済や産業に関する北村氏の知識は、ほんの氷山の一角に過ぎないだろう。第二段として、アラブ・イスラム関連の様々な分野に踏み込んだ著書を執筆してくれる事に期待するのは、私だけではないだろう。

 それから、北村氏が、大前研一氏の近著を、論破しているところは痛快だった。Wikipediaによると、大前氏は、日本国内はもとより海外での評価も高い経営コンサルタントとして知られている。また、世界的権威の経済誌「エコノミスト」が、現代社会の5人のグル(世界を動かす教祖)に選出しており、氏の著書は、英国の新聞フィナンシャルタイムズが選ぶ「歴史上の経営書トップ50」にも選ばれている。しかし、新刊本が量産されている大前氏の著作群には、あきれるほど、あからさまな事実誤認が多いにも拘らず、氏の間違いを指摘する論客は、明らかに少ない。もしかすると言論界やマスコミ業界では、大前研一批判がタブーになっているのではないかとさえ思えて来るのである。

 そんな大前氏を、バッサリと斬捨てている所が痛快なのだが、北村氏の指摘する通り、大前氏の様な、世界的な権威と化している人物が、アラブに関して間違った情報を垂れ流しにしている事は、日本にとっても、アラブにとっても非常にマイナスなので、これからも、北村氏には大前氏の間違いを、どんどん論破して貰いたい。

 最後に、本の帯に『反日の中国・韓国ではなく超親日のアラブと組め!』と書いてあった割には、中国、韓国に対する批判が少なかったのが残念だ。世界経済の流れに関する理解を促すために、是非、朝鮮半島や中国の事も、韓流ブームや中国市場に遠慮をせずに、物事の本質を突いたコメントで中国・朝鮮半島をバッサリと斬って貰いたい。私は彼になら、それが期待出来る気がする。

日本の技術は世界最高! ★★★★★
この本を読むまで知らなかったが、日本の技術に、まだまだこれだけの外貨を

獲得できるチャンスがあるのか。1000兆円あったらどれだけ助かることか。

もっと国民みんなが知るべきだと思う。

何回が出てくる、たとえ話がよくできていて、今のアラブ人のリアル像がよく

わかる。

仕事に必要な情報も、具体的で企業名も出てくるのでイメージがわきやすい。

金融専門書ではないらしい、投資指南書でもないようだけれど、そこには

具体的なビジネスのイメージが映像のように浮かぶ、信頼のもとにサインを

交わす情景が見えてくるのだ。

最近の、ビジネス本は、お金をパソコンで動かすだけの、どうかすると賭博の

ようないかがわしいにおいがあるが、この本にはそれがない。

NHKプロジェクトXや、WBSの「わざあり日本の底力」が好きな方は、楽しく読める

と思う。

日本経済補完計画 ★★★★★
これから日本はどうなっていくのか、日本には米国に捨てられるか心中するかしかないと、多くの同世代の方が思っていると思う。また、一部の方は、特許侵害されることをやむなしとして、韓国や中国へ積極的に進出するべき、と奮闘されている。
この本は、それらの国ではなく、アラブにこそ、日本のとるべき針路がある、という。
どの国が何を求めていて、そこに日本の何を売ったらいいのか、わかりやすく明確に書かれているこの本は、読んでいて、楽しくなってくる。明るい未来が見えてくる。
日本経済補完計画〜自死していくかに見える日本が、自ら補完していく過程