ＬＰの時代に、カラヤンの６０年代のＲ．シュトラウス管弦楽曲全集は確か５枚組みぐらいの
ＢＯＸで持ってました。当時は「アルプス交響曲」だけは録音されておらず、
Ｒ．シュトラウスの交響詩自体を理解する耳も持ち合わせてなかったので、
ＣＤに時代が変わるときに全部売ってしまいました。
しかし、今改めて旧盤を聴くといいですねえ。
新盤のほうがもちろん録音がいいのですが、ミシェル・シュバルベのソロヴァイオリンが
すごくいい音色を奏でていて、録音の古さを除けば旧盤のほうが優秀かもしれません。

リヒャルト・シュトラウスといえば、カラヤンが最も得意としていた作曲家である。

これはカラヤンとベルリン・フィルの絶頂期とも言われている1970年代に録音されたものであり、録音からもわかるようにとてもアツい演奏である。

ツァラトゥストラの序奏部分はトランペットのファンファーレとティンパニーの打音が強烈である。