もう少し、もう少し
★★★★☆
今でもこのアルバムがイングヴェイのベストだと思っているんですが、なんせ音質が。その期待を持ってアナログ含めて3枚目の購入です。マアマア満足のいく質だと思います。あー!この評価はあくまで音質に対するものです。曲に関しては最初から最後まで捨て曲一曲も無し、構成も100点満点という、素晴らしいものですから、全てのロックファン必聴ものです。
ねえねえ知ってた?
★★★★☆
このアルバムの、昔のジャケ写って、どんなだったかって知ってた?それはね…すぐには教えられねぇなぁ。
イングヴェイのギターテクは言うに及ばずだが、その実彼って、思いのほか作詞には手間を掛けぬ嫌いが強いんだ。このアルバム内でも、作曲には長々と時間を掛けたにも拘らず、いざ作詞は…ってなると、レコーディングの五分前になってやっとスラスラとそこいらのノートブックに記したなんて感じのが幾つもあったり…まさに書き殴り状態。お陰で和訳すると、何の変哲も無い、平易な歌詞が…ね。
「Yngwie・バンド形態での1st」にして「超強力盤」!!!
★★★★☆
1985年、Yngwie Malmsteenの2ndアルバムです。
前作では、「ボーカル曲が2曲だけ・他はインスト曲」だったのですが、
今回は、「ボーカル曲が8曲・インスト曲は3曲」となっており、バンド作になっています。
「もはや、定番」な tr. 2 "I'll See the Light Tonight"をはじめ、
どの曲も、甲乙つけがたい、良い曲が並んでいます。
スピード・パワー・華麗さも素晴らしいのですが、叙情的な演奏も、かなり魅力的です。
また、Jeff Scott SotoのVocal(特にハイトーン)が、
Yngwie音楽を、更にドラマチックにしてくれます。
当時、まだまだ新人なのですが、(新人・ベテラン関係なく)素晴らしい熱唱だと思います。
演奏は、
Yngwie Malmsteen (G), Jens Johansson (Key),
Anders Johansson (Dr), Marcel Jacob (B), Jeff Scott Soto (Vo) です。
アルバム自体は、「☆4.5〜5」くらいの出来だと思います。
が、個人的には、
「前作『Rising Force』と次作『Trilogy』の間」「バンド形態の音楽は、まだまだ発展中」という印象がありますので、
「☆4」とさせてもらいました。
80'sのYngwieのアルバムは、すべて「☆5」ついてもおかしくないくらい、素晴らしいアルバムを連発します。
「後追いのYngwieファン」は、
「コレ、古いアルバムだし。。。」なんて言わずに、全部聴いてもらいたいです。
また、「ギター・ファン」「北欧メタル・ファン」「HM/HRファン」のみならず、
多くの人に、一度、触れていただきたい音楽です。
インギーの方向性を明らかにした記念碑的作品
★★★★☆
イングヴェイのバンド「ライジング・フォース」名義1stアルバムです。
前作ではクラシックを源流としたメロディが中心の作風(Voも2曲でしたし)でしたが、
本作では本格的にバンドとしての形式を前面に出し歌メロ中心の構成に仕上がっています。
OPを経て流れる#2「I'll See the Light, Tonight」は現在でもインギーの代表曲ですね。非常にスクリームで伸びやかなジェフの声質がマッチしている名曲です。
前作では僅か2曲しかVoを披露出来ずキャリアも浅く印象の薄いジェフでしたが、
本作ではインギーは歌メロを中心とした曲作りを目指した(それが普通ですがインギーは違う)所為かジェフの長所が良く見て取れます。
他の楽曲群も
#4.「 Disciples of Hell」
#5.「I Am a Viking」
#7.「Anguish and Fear」
#9.「Soldier Without Faith」
と言ったジェフのVoとインギーの作曲がマッチした佳曲が目白押しです。
前作では物悲しさと躍動感の調和した作風でしたが、
本作ではよりHMの典型を目指した構成を取っています。
ここが評価の分かれる所で、前作が気に入っている方には「湿っぽさ」が足りないと感じるかもしれません。
他の目玉としてSHM-CDを使用し2007年版の24bitリマスタ仕様となっていますが、
元々の「音のこもり」は完全に取れていません(多少改善はされていますが)
やはりマスターを取り直さないと駄目ですね。ミキシングでは限界があります。
歴代のアルバムではやや地味に見られがちですが、インギーのキャリアを決定付けた記念碑的アルバムです。
ファンの方は新作発売前におさらいしてみては如何でしょうか?( '∀` )
前作からうって変わりヴォーカル中心の良曲多いアルバム
★★★★★
イングヴェイの初期アルバム6枚が紙ジャケット、24bitデジタルリマスターにて発売。インスト中心だった前作ライジングフォースとうって変わり、今作ではジェフスコットソートのハイトーンヴォーカルをフューチャーしています。ライジングフォースでのリマスターがバランス重視したものであったのに対し、これは低音楽器、特にバスドラとベースの音をより太くした仕上がりになっています。特にアイアム・ア・ヴァイキングのようなゆったりした曲に重みを与える効果とイングヴェイのとんでもないベース(彼はベースも無茶苦茶うまい)がよく聞こえるようになっています。しかし、音が確かに太くなったのは嬉しいのですが、それと引き換えに何故か音がこもって割れ気味なのはいただけません。そこの改善はなんとかならんかったのかと悔やまれますが、幾度と発売されているペラペラな音の廉価版CDを買うならこちらの方をおすすめします。ただ、限定のようなので迷ってる方はお早めに。