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暗黒館の殺人(三) (講談社文庫)

価格: ¥920
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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おサルの本屋 ★★★☆☆
全4巻からなる『館』シリーズ第七作です。とりあえず、今までのシリーズを読んでから読まれることをお勧めします。
今までのものと比べると、ややホラーっぽい印象を受けますね。好き嫌いは分かれるかもしれません。私は楽しませていただきましたが…。
あんしゅの本屋さん ★★★☆☆
怒濤の展開に震撼せよ!比類なき本格&幻想(ゴシック)ミステリ、佳境(クライマックス)へ――少年の目の前で、謎の人影は忽然と消失した!恐ろしき浦登家の秘密がついに語られる。18年前の〈ダリアの日〉に起こった不可解な事件――初代当主・玄遙の殺害。幼少の玄児が目撃した怪人物は、不可能状況下で忽然と姿を消した!? 死に抗う妄念が産んだ館。その深奥で謎はいよいよ縺れ深まり……美しき双子姉妹を、信じがたい悲劇が襲う!(全四巻)耐えて耐えぬいた全ての疑問、抑圧、不安が解決した瞬間、最高の興奮を迎えながら、物語は静かに瓦解していく。落成と崩落が同時に訪れるこの恐れ。紙上の物語だけではなく、読者の脳内にも訪れる崩壊のカタルシス。なんと羨ましい。それは多くのゲーム制作者がユーザーに望む、物語との一体感に他ならない。この一体感――物語の落成と崩壊を共に味わわされる感覚こそ、綾辻行人の小説にある毒であり蜜である。――<奈須きのこ(第4巻巻末に収録の「特別寄稿 暗黒館の諸相」より抜粋>