ネットワークで状態遷移図とシーケンス(時系列)図が基本
★★★★★
ネットワークで状態遷移図とシーケンス(時系列)図が基本です。
本書では、
TCPの状態遷移
ACKのシーケンス
を記述しているので、合格点の解説書だと思われます。
言葉で説明することが悪いことだというのではありません。
国際規格になっているUMLで、定義がある図ですから、
どの国でも通じるもので話すのが礼儀というものではないでしょうか。
まるで音楽のように。
喩えが分かりにくい
★★★☆☆
技術的な解説書ではなく、インターネットの歴史や仕組みを大きく説明した論文です。
「できるだけ分かりやすく・・・」とする筆者の気持ちはわかりますが、逆にそのために使われる「喩え」が分かりにくいです。
全体を通して読みにくい日本語ですので、さらっと読みきれる内容ではありません。
ただ、通常の技術書とは異なった視点で書かれていますので、根気よく読破すれば、技術的知識の有無を問わず、新しい発見があると思います。
初歩的なことをちゃんと教えてくれる
★★★★☆
インターネットの仕組みについて簡単にまとめた本。ということで読み始めたが、案外、難しい。
特にルーティングやDNSについて、詳しく書かれていて、勉強になった。インターネットってもはや当たり前のものになってきて、こういう初歩的なことってあまり教えてくれなくなった。
電話の仕組みを知らなくても使えるのと一緒で、あって当たり前の存在になったということかな。昔はPCをネットにつなげるのも一苦労だったのが嘘のよう。
丁寧な解説
★★★★☆
専門書にありがちな、知ってる人には
わかるという内容ではなく、
基本的に知らない人を意識して書かれた本です。
ですので、何も知らなかった私には、
説明がわかりやすかったです。
細かいシステムの内容は結局
理解できませんでしたが、
網の目のような通信網の中で
効率的にバケツリレーが行われているのだと
理解しました。
TCP/IPプロトコールを学ぶとっかかりとしてよいと思います
★★★★☆
第6章のDNSについてと、第7章TCPについてだけでも読む価値があると思います。次世代IPプロトコールについて、もう少し述べてもらいたかったので星マイナス1です。