心を操縦する、というのはいささかセンセーショナルだが・・・
★★★★☆
心を操縦するという書き方はいささかセンセーショナルすぎる感がある。
もっとも、本のタイトルは必ずしも著者が決めていないことが多いらしい
のだが。
この本、第二回のWBC(ワールドベースボールクラシック)で原監督が
読んで、そのために日本は優勝したのだと、苫米地氏本人が語っていた。
そこまでいうのは言い過ぎだとしても、原監督がこれを読んだのは事実らしく、
事実、オビにも原監督の推薦の言葉が書かれている。
内容はリーダーとして、経営者としての視点の持ち方について書かれていた。
これで相手を操ることはできないだろうが、リーダーは一つ高い抽象空間で
ものを見ている人であるべきだと。
そのようになるにはどうしたらよいかという手法も書かれていた。
価格も安くてその点も良い。
自分の心を自在に操る方法
★★★★☆
経営者や管理職などリーダーの為の本です。
但し、相手を思い通りに動かすという本ではありません。
自分の心を自在にコントロールするという本です。
「リーダはグループのメンバーよりも高い視点で考えなければならない」
ということが書かれてあります。
また、その為に自分の心を素早く切り替えるテクニックなどが紹介されています。
買って損はないと思います。
至高のリーダー論である
★★★★★
バーチャルドクター苫米地ワークスDVDシリーズで洗脳理論の普及を始めた苫米地英人博士が抽象度を高め、実社会でいかに影響を与えるかを徹底的に解説している画期的な書籍です。
部分しか見えていなかったことの責任を問われる立場であるリーダーは抽象度をいかに高めきちんと観ることを本書から学べる。
自己責任という概念を認識するであろうリーダーには必読の書です。
ドクター苫米地ワークスの内部表現書き換え技術は単なるメンタルトレーニングでなく自分だけでなく相手まで変えてしまう強力な技術であることはDVDシリーズで実証済みである。
技術、理論の背景を理解するために格好である。
520円でこの文庫本を出された苫米地英人博士に深く感謝の意を表す。