ひねりひねり
★★★☆☆
2000年に彩胡ジュン名義でカッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。
愛川晶と二階堂黎人が合同で書いたものである。黒田研二と二階堂黎人の合作でも、『千年岳の殺人鬼』や『永遠の館の殺人』などが出ているが、それらと系譜を同じくするものである。
雪とスキーが道具立て。サイコ・キラーによる連続殺人。
ひねりにひねったプロットで、なんとなく真相が見えてきそうで分からない。まあ、良く出来た物語と言えるのではないだろうか。
面白い!
★★★★★
この本は書店で見て表紙に引かれて手に取りました。
内容も面白そうなので買ってみたら一気に読んでしまうほど面白かったです。
今までのミステリーのなかで一番速く読み進めたと思います。
買って損は無いと思います。
クイーン兄弟
★★★☆☆
元来著者当てクイズとして刊行された本だけあって著者のにおいを消しながら、本人の特徴を出すという全く矛盾したことに挑戦しなければならなかった作品合作の際に協力が密だったのか複数の作家が話をつなぐリレー小説のように話が破綻しないのが救い当初出された時の著者名は彩胡ジュンでしたね