電気自動車の現状と地域活性化策
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大学院で工学を修めたMBAの著者だけあって、技術についても大変要領よくわかりやすく書かれている。そして、地域活性化のための大いなるヒントが豊富で、地球と日本の未来に希望を抱くことのできる、元気の出る書物である。
最新の電気自動車事業がわかる良書
★★★★☆
本書は最新の電気自動車の業界情報について詳細に記載した本です。
電気自動車といえば、今後間違いなくガソリン自動車と入れ替わる本命中の
本命です。
本書はその技術から各企業の取り組みについて説明しています。
これを一冊読むだけで電気自動車業界通になること間違いなしです。
また、本書では改造電気自動車についての情報も載っています。
これは中古のガソリン自動車を電気自動車にかえる方法です。
電気自動車の特徴上、非常に安く作成できるようです。
特に投資家の人は電気自動車は熱いテーマですので、この本は必読だと
思います。
おすすめの本です。
中小自動車関連企業へ成功のカギ
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昨今の急速な発展を遂げる世界のEV事情が、わかりやすく解説されている。
GMのEV戦略の汚点「EV1回収事件」からテスラの登場まで、アメリカのEVの発展経緯がこの一冊でわかる。
村沢氏の提唱する「スモールハンドレッド構想」は、日本の中小企業に夢と希望の光を与えるだけでなく、
環境問題解決への近道でもある。日本のEV事情にも注目。
日本の中小企業、特に製造業・自動車関連業にオススメの一冊。
新規産業創出と地域活性化
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前半(第1章〜第3章)は電気自動車一般に関する話題。
後半(第4章〜第6章)は本題のスモールハンドレッドに関するものです。
電気自動車に興味のある人にも、新規産業創出・地域活性化に興味のある人にもおすすめの一冊。
スタンフォードでMBAを取得され、ゴールドマン・サックスなどでヴァイスプレジデントを経て東大特任教授を務められた村沢氏の
中小の町工場による改造電気自動車への参入による、新規産業創出と地域活性化や
「ピラミッド構造から水平分業へ」という主張はなかなか魅力的です。
ただ、新規産業の普及にはやはり助成金を作っていかないと、その促進が出来ないという日本社会について残念に思いました。