三十年一日
★★☆☆☆
黒田が「敏腕」記者として認知されたのは三十年くらい前のことだが、最初は新鮮味があったものの、毎度毎度、同じ題目の繰り返し。しかも、当然と言うか、年々、クドくなる。
中国の経済発展で、韓国における日本の相対的な位置は低下するばかりであるが、黒田はなにやら、そうは思いたくないようである。
私は、韓国が日本を気にしなくなったとしても、全然、悲しくないので、この本は駄本である。役回りを喩えると、「イヤよイヤよもヨイのうち」とか言って韓国につきまとうヒヒ親父といったところか。
三十年一日。もう潮時かと思う。
韓国側の問題が大きい
★★★★★
北も南も与えられた独立ではあるが、北はソ連の援助を受け抗日戦争を行ったが、南は抗日らしい抗日を行っていない。
全てはここから始まる。韓国は自力で何もしなかったと言う劣等感のため、それを紛らわすために反日を行ってきたところがある。経済的にも発展した現在でも反日は収まらない。本来北に対する劣等感がいつの間にか日本に対する劣等感に摩り替わってしまった・・・・・・・そして、日本より優位に立つための各種韓国起源説。
本書の最後の部分で日本は戦後の歴史から東アジアに関わるなという教訓を得るべきとある・・・・・・・・まったくその通りである
反日の背景
★★★★★
韓国がいまだに異様に日本に対して敵意をもっていることは不思議でもなく、彼の国のメンタリズムに基づくものが多いのだと思います。
信じられないのですが、自由主義陣営にいるはずの韓国が、言論統制を行っているんですね。
日韓基本条約(1965)は、調べようとすれば、日本人なら難なく条文を調べることができますが、韓国では昨年まで規制されていたとか。インターネットでも同じで、コードに引っかかると検索できないとか・・・
反日教育と併せて情報操作までする国です。危険な国だと感じました。
一方で、日本が無ければ韓国の存在も危うくてあやふやになると言う二面律。半分哀れにも思います。(むろん危険な国で、日本には有害な国であるとの思いは変わりませんが)
反日だが日本無視も出来ない韓国
★★★★★
韓国は、他の、かつて欧米の植民地だったアジア諸国と自分たちを比較せず、日韓関係を独仏関係になぞらえているそうであるが、そうした彼らの精神構造を通して、韓国がなぜ反日に走るのかと言う構図が、本書を読むとよく見えてくる。かと言って、日本無視と言う立場にも絶対立てないのである。
韓国は所詮そんな国、と達観して、今後もうまく距離をとりながら適当に付き合っていくしかないのだろう。
韓国人は日本を知らない?
★★★★★
この本を読んで、韓国人は実は政府に言われるがままに抗議をしているだけで、実は日本のことをよく知らないのだということを改めて実感させられ、そして驚きました。
韓国人は慰安婦問題などでたびたび訴訟を起こすが、日韓基本条約で請求権放棄がなされているから勝訴する見込みはないに等しい。しかし、訴訟を起こし続けるのを不思議に思っていた。
しかし、著者によると、そもそも韓国人は対日請求権放棄をほとんど知らないそうだ!
韓国への経済援助で、世界の国々は韓国の驚異的な経済発展の影に日本があることは常識なのだが、韓国人だけは「韓国人がすばらしいから」と思っている。ぐらいのことは知ってたけど・・・
ただ、そうだとすると無意味な訴訟を起こさせるようにそそのかす日本の一部左翼は、韓国人にとっても本当に迷惑なだけなのか。
韓国政府は生活補助の名目で資金援助はしているらしいから、本当に慰安婦に同情してかわいそうだと思っている人は、そちらを薦めるはず。
結局騒ぐのは、そうした韓国人を、政府批判に便利な道具としか見ない反政府左翼だけ。