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わたしは真悟 1 (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 11)

価格: ¥1,500
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
Amazon.co.jpで確認
心ない落書きをされた名著 ★☆☆☆☆
他のレビューでも書かれているように装丁者のアレンジがひどいです。
どれくらいひどいかというと、楳図かずおの著作にまったく興味がない男子中学生が蛍光ペンで塗り絵をした感じに近いです。
もしくは、まったく見当違いなところに蛍光ペンでアンダーラインが引かれている古本でもいいです。

とくに困ってしまうのは、マンガの中で使われる効果音(「ゴゴゴ」とか)が、黄色で描かれていて、顔を近づけてまじまじと見ないと、なんて書かれているのかわからない箇所があったことです。

「わたしは真悟」自体は、名作中の名作なのでおすすめですが、この本自体はよく考えてから、それでも後悔しないと思った方だけ購入するべきだと思います。
まさに空前絶後 ★★★★★
楳図かずおの最高傑作というと、まず「漂流教室」の名前があがりますが、この「わたしは真悟」を支持する意見も数多くあります。「現代漫画の1つの頂点」、「前略〜こうしてわたしは真悟は80年代屈指の(あるいは最高の)恋愛表現として結実した」「最後のほうは涙でまともに読めない」など評論家や作家などからも最大限の賛辞が贈られています。さとるとまりんの純愛が、産業用ロボットに彼らの子供としての意識を芽生えさせる…そして、誰も見たことのない物語が展開します。

常に誰も描いたことのないもの、新しいものを追究してきた楳図先生の作品の中でも最も異様な作品で、細かい辻褄やストーリーの整合性はほとんど無視して描かれてるのでわかりやすくはないですが、とにかく読んでいて圧倒されるものがあります。

扉絵や見開きでの、緻密でイマジネーションあふれる絵が本当に素晴らしいです。一見CGかと見まがうような精密な絵もありますが、全て楳図先生入魂の手描きです。また、まるで生物の血管や神経のように描かれた、機械の内部構造・配線などのシュールな表現は、先生が尊敬するダリのような趣があります。
読んだら納得の 楳図かずお最高傑作!! ★★★★★
この作品は、個人的に楳図かずおの全作品の中で1番好きな作品です。
ホラーでもないし、思いっきりなSFでもない、不思議なジャンルの作品ですね。
幸運にも雑誌掲載時にリアルタイムで読んでいたのですが、絵の美しさ(特に扉絵)と共に、
その先が読めない展開に、「楳図先生、凄い高みに行っちゃったな〜」と、怖くなる程でした。
しょこたんが、楳図先生の事を「神」と言ってますが、この作品を描いてた当時の先生は、確かに神がかっていたと思います。

さて、このシリーズが発売になる度に賛否両論巻き起こすw 装丁編集の感想ですが、
1巻と2巻では本の厚さが違いました。この後の巻も厚さがバラバラになると思います。
カバー等外見の装丁はシンプルで好感が持てましたが、肝心な中身には唖然としました。
>>雑誌連載時カラー80ページ、単行本収録時追加カラー156ページのすべてを完全収録!!<<
とありましたが、原稿のカラーリングをそのまま収録している訳ではありません(涙)
フルカラーのページは原稿そのまま収録しているようですが、2色カラーのページは、
装丁者が勝手に緑・黄・青色などに色を変えてしまっています。
2色カラーは、赤と黒(墨汁の赤と黒だと思って下さい)を×合わせた色を使用するので、
上記のようなカラフルな色の原稿は、ありえないのです。
そして使用している紙なのですが、ページによって違った紙を使用してて、
読み進めて行く内にその都度、「紙が違うっ!」と、物語から引き離されます(汗)
これを【完全版】と謳うには疑問が残りますがな。

★は、あくまで作品の内容に5個です。
装丁者のアレンジにより作品の雰囲気は幾分か失われていますし。
全6巻の刊行で、値段も安くはない本なので、読めればいい・・・という人だけ購入した方が良いと思います。
サイバーパンク ★★★★★
まさにサイバーパンクの定番。そして愛。ロボットが感情を持ち、もっとも強く感じたもの、それは愛。必読。
わたしは真悟SVC版 ★★★★★
ポストペットに出てくる、赤いマックみたいなひみつメカシンゴが、
真悟のことだと知って急に読みたくなった。
文庫版ではコマが小さいと思ったので、SVC版を買って正解だった。
カバーの装丁もシリアスな感じがしてクールだ。一冊の分量も丁度いい。
オリジナル版のビンテージ感は望めないけれども、
SVC版の現代的なパッケージも十分魅力的だと思う。

ところで内容はとてもショッキングだ。
HAL9000の様なマシンに小学生の恋愛が絡んでくる。
まことちゃんに通じるコミカルなギャグや、
ウメズ漫画特有のどろどろした真っ黒い絵も素晴らしいが、
なによりこの小学生の絶望的な恋愛ドラマが、
「小さな恋のメロディ」の甘酸っぱさと、
「トゥルーロマンス」の過激さをあわせ持っていて、

読者の胸に突き刺さること必至だ。