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八甲田山 特別愛蔵版 [DVD]

価格: ¥5,460
カテゴリ: DVD
ブランド: M3エンタテインメント
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   日露戦争前夜、徳島大尉(高倉健)率いる弘前第三十一連隊と神田大尉(北大路欣也)率いる青森第五連隊は、八甲田山を雪中行軍することに。少数編成で自然に逆らわず行軍する三十一連隊。一方、大編成で真っ向から八甲田に挑んだ五連隊は、目的地を見失い吹雪の中を彷徨し、遭難する。
   新田次郎の『八甲田山死の彷徨』を、黒澤明の愛弟子で東宝青春映画の旗手として知られた森谷司郎監督が完全映画化。出演者の中に脱走者が出たとも伝えられる極寒の八甲田で長期撮影を敢行し、正に本物の雪の恐怖が観る者に襲いかかる。また、傲慢な上司(三國連太郎が熱演)の采配ミスで部下が四苦八苦する五連隊の構図は、現代サラリーマン社会とも共通するものがあり、当時「洋高邦低」と呼ばれて久しかった日本映画界で未曾有の大ヒットを記録。日本映画の底力を見せつけるとともに、森谷監督は以後超大作監督として大いに名を馳せることになった。(的田也寸志)
長い・・・・ ★★★★☆
 映画自体はもちろん名作なのだが・・・・長い。最後まで集中して観るのは疲れる。他の書き込みにもあったように上巻・下巻に分かれているとより良かった。
 劇中でよく流れる「雪の進軍」のメロディー・歌詞が頭から離れない。
美しい映画 ★★★★★
封切り時にみて以来、何度かみている。
断続的に挿入される四季の映像は余計だと思っていたが、歳をとると感じ方がかわってくる。
当初は吹雪を強調するために春や夏の映像をはさむのかと思っていたが、それだけではない気がする。
田植えから稲の収穫までという日本の原風景が映されているからだ。
芥川也寸志の音楽とあわせて、四季の映像がこの映画全体を美しくしていると思う。

この映画が美しくも哀しいのは、生き残った者も数年後の日露戦争で戦死しているためである。
背伸びをせざるをえなかった近代日本の悲哀を感じさせる。
登場人物が軍人でありながら、戦争映画ではないことが、この作品をよいものにしている理由のひとつだろう。
実直な神田大尉を演じる北大路欣也は好演である。

近年、昭和の戦争だけではあきたらず、日露戦争までも低俗な自己主張の具にする風潮はやりきれない。
美しいものを素直に美しく描く映画は、もう日本ではつくられないのだろう。

この遭難事件については、文春文庫の児島襄『日露戦争』第1巻にも詳述されており読みやすい。
古本でしか入手できないようだが。
70年代の大作 ★★★★☆
「天は我らを見放した」という神田大尉(北大路欣也)の台詞は当時流行語にもなったのを覚えている。組織を駄目にする典型として原作も読まれ、映画もヒットした。また太平洋戦争での極端な精神主義の萌芽もこの明治末期には見られたということも如実に示していて、近代史の観点からも興味深いものを感じる。ただ原作では徳島大尉(高倉健)は女性道案内人(秋吉久美子)にはたいへんドライな態度であったのが、映画では彼女に敬礼までしている。この情緒的なエピソードの挿入はいささか疑問に思う。
今の映画人に見習って欲しい ★★★★★
文字通りオールスターキャストの大作であるが、陳腐な映画ではない。それにはなにはともあれ橋本忍の脚本の力が大きいのだろう。どなたかが指摘されているように、決して穴のない映画ではない。しかし、演じる俳優、演出する監督、撮影するカメラマン等々、意気込みが伝わって来る作品だ。かつて日本陸軍が犯した愚行と、戦争の悲劇を伝えようというそれぞれの強い思いが結晶したのだろう。日本映画が不況であった時代に、この作品は気鋭の作品として光を放っていた。今は日本映画に人気が集まる時代となったが、その作品群は、お世辞にも出来がいいとは言えない。安易な企画と、軽い演技しかできない俳優、見え透いたCG、そして凡庸な監督が、今の日本映画を駄目にしている。この映画を見て、何が欠けているのか見習って欲しいと思わせる作品である。
長い ★★★★☆
『天は我らを見放した』が、当時の流行語になったというこの作品。
昭和の大スターが多数出演。
臨場感ある雪山での撮影。
しかし、長いんです。
2部に分けて上映したらもっとヒットしたのかも知れないのに。
この時代の映画と比べると、今の映画は幼いなぁ。

これ観て、同小説読むか、
読んで観るかしたら、面白さ倍増すると思います。
天はわれを見放した! ★★★★★
懐かしいです。当時劇場に見に行きました。 高倉健、北大路欣也のしがらみ、先日亡くられた三國連太郎さんの、 バカ上官ぶり・・・全てが最高です。(合唱) 日本映画ここにあり! SORAさんこれからも良い映画を提供してください。
懐かしい ★★★★☆
非常に懐かしい