赤〜い半纏き〜せま〜しょか〜?
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赤い半纏はあまりに有名です.稲川淳二を知らずとも知っている怪談でしょう.それ程有名な怪談です.
聞いた話を話すのもいいですが,やはりオリジナルでしょう.
稲川淳二の原点ともいえる作品集です.お勧めです.
この中では
★★★★☆
「三面鏡」、怖いなあ。私なりに、ABCの評価をつけると、「赤いはんてん」B-ストーリーは文句なく怖いけど、効果音のリバーブのかけ方がもうひとつな気が。「血を吐くお面」A-場面を想像すると、かなり怖い。このお面の持ち主だった有名人って誰だろう。「裸の人形」C-短いし、ストーリー的にもイマイチ。「押し入れのおばあちゃん」B-押し入れとか暗がりに、ってのは定番だよね。「はりにきしむ音」B-これに出てくるTVスタッフの身になったら、「もー勘弁してくれよー」って感じだろうなあ(笑)。「三面鏡」AAA-ここまでは「うん、まあまあかなあ」なんて思ってたんだけど、なんだこの「迫りくる怖さ」は。効果音も効果的だし。ちょびっと油断してました。おしまい。
伝説の赤い半纏
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最近の稲川怪談にはない怖さがあり聴くのをためらってしまう一品の『赤い半纏』です。CDなので、時間的に物足りない気がしますが録音状態が良いので怖さ倍増です。
想像力を掻き立てる語りには唸らされます。とにかく恐い話のCDはもっておいて損はないです。
ファンなら買うべし!
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すばらしい!の一言です。初めは「怖い話がききたい!」から始まりましたが、いつしかあの語りにはまり、すっかり淳二ファンになってしまいました。あの有名な「赤い半テン」から始まり、これまで定番だった歌(!?)は挿入されず終止稲川ワールドが展開されていきます。でも稲川さんの語りって、怖い話なのになぜか、ほんのりほんわかした気持ちになるのは私だけでしょうか?
「こわい話」の原点ですね。
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「稲川淳二の~」ではじまるタイトルの「こわい話」作品も、「小説」、「コミック」、「映画」、「ビデオ」と今や何作品存在するのか数え切れないほどですが、このCDは「こわい話」の原点、「赤い半纏(1993年)」から「裸の人形(2003年)」の10年間分の「こわい話」からのベストチョイスとも言える内容です。ラジオ番組の「企画」としての「こわい話」が、「話芸」として確立される過程を感じることができるCDだと思います。