インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ST 警視庁科学特捜班 (講談社文庫)

価格: ¥1
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
登場人物のファンになってしまう。 ★★★★★
とにかく面白い!
読み始めたら、途中でやめられない!
早く読み進めたいのに、読み終えてしまうのが悲しくなる。
登場人物が全員個性的で面白い。全員のファンになってしまう。
シリーズで出てるけど、1冊目からいきなり面白いし、最後まで飽きない。あと、シリーズを順番に読むのがベストだけど、途中から読んでも1冊ごとに完結してるし、楽しめると思う。
早く、このシリーズの新刊出ないかなぁ・・・。
ファンになった ★★★★★
今野氏の作品を読んだのは本書が第一作目。
文章がとても読みやすく、娯楽作品として一級品だと思う。

本作品は各人一芸に秀でたST(科学特捜班)が難解な事件を、時に警察組織と意見の対立をしながらも解決していく内容。
STのメンバーは能力は高いがかなり個性派。
昔好きだったサイボーグ009を思い出した。
また、今野氏が武道をやっている(琉球空手)らしいので武道家の述べるセリフに説得力があったのが印象的。
特に素晴らしかったのは終盤の展開の速さ。
まるで激流のように場面が変わり一気に読了させられてしまった。
非常に沢山の作品を出しているようなので、今後もどんどん読んでいきたい。
色褪せない新・エンタテイメント ★★★★★
好みの漫画キャラクターと同じ姓の登場人物が出ている!という点に興味をひかれたという、そんなミーハーな理由で衝動的に買ったこのSTシリーズ。

最初の3ページほどを店頭でめくり、そこで、わりと読みやすいな…程度だった興味は一ヶ所に座ってじっくり読むことでどんどん深まり、結末まで一気に読んでしまいました。
とにかく、読んでいると本を置くのがとても惜しいのです。

警察ものの小説ですが、難解な用語にうんざりして本を投げ出すなんて事はありません。専門的な説明は、一定のリアリティを保ちながらも読むのが苦にならないように書かれています。登場人物のおどけた掛け合いも、分かりやすさの大きな助けになっています。

一番の魅力はやはり、キャラクターの濃さと生き方かと。初っ端から主要人物が7・8人出てきますが、名前も性格もすんなりと頭に入ります。

ちなみに私はこれを読破したその日に、続く毒殺・黒いモスクワの二冊、スピンオフである調査ファイル五冊を一気に買ってしまいました…寒い冬、家にこもってのお楽しみにします!
こういうスタイルもあっていいさ ★★★★★
今野敏の一連の作品がおもしろく、ずっと読み進めている。
特に、「曙光の街 (文春文庫)」が秀逸で、大人のエンターテインメントとして高く評価した。

で、本作、一連のシリーズには、ST(Scientific Taskforceの略らしい)というすぐには意味のわからないアルファベットを冠していることから、何となく違和感があり、しばらく手に取らずにいた。
で、読み始めたら。
あぁ、これはなかなか、劇画調というか、コミック調でおもしろい。
STと言うわからないアルファベットの略字と、その後に続く「警視庁科学特捜班」といういかにも堅い表題と、このコミック調(著者自身のノリは、ゴレンジャー的と言うことらしいけど)には確かに違和感がないではない。
でも、何というかな、活劇の王道というか。
得体の知れない、美女あり、武道家あり、各種一芸に秀でた、しかしかなり社会人としては首をかしげるような5人衆と、これまたお約束のような、気の弱いいい人(でもしっかり警察キャリアだから、偉いんだよね、ほんとは)がついている。
いいよぉ、この、水戸黄門的王道。
うれしくなっちゃうね。

厳しい人間関係と捜査、ドラマを描く今野の他の作品とはまた違って、このサービス精神旺盛なエンターテインメイント。
いやはや、これはどんどん読んじゃいますねぇ。
ありえない設定こそ面白い ★★★★★
人間離れした特技を持つ気むずかしい専門職捜査官であるST達を、キャリアである線の細い百合根警部が四苦八苦しながら束ねていき、個性を丸出しに突っ走って事件解決に至る・・・(でもST達は百合根をキャップと慕っている)。ある意味決して読者を裏切らないし、とても読みやすく安心できるシリーズです。
まじめな警察小説を読みたければ横山秀夫や同じ今野敏でも安積班シリーズを読めばいいのです。
常に堅い本格警察小説ばかり読んで、肩が凝ったところにSTシリーズ。一服の清涼剤だと思いますよ。